インタビュー・コメント

ブラホビッチ「テイシェイラに勝って欲しい」

今週末のUFCファイトナイトでは、メインイベントでヤン・ブラホビッチがアレクサンダル・ラキッチと対戦します。

ブラホビッチは昨年10月にグローバー・テイシェイラに敗れたことでライトヘビー級タイトルを失うことになりました。

テイシェイラは6月11日のUFC275でイリー・プロハースカとの防衛戦が決定しています。

ブラホビッチは今週行われた記者会見で、テイシェイラからベルトを取り返したいと考えているため、プロハースカに勝ってタイトルを防衛することを期待していると語りました。

「もし俺と戦ったのがグローバーでも同じ結果になるはずだよ。彼はイリーをテイクダウンし、グラウンドで試合を終わらせるだろうね。でもイリーはクレイジーな選手でワイルドなスタイルだ。何をするかわからない。でも少しは(テイシェイラの勝利を)願っているよ。彼と再戦して彼の手からベルトを取り返したいからね。もし彼がベルトを防衛したら、引退はしないで欲しいよ」

「チャンピオンになったことでハングリー精神が以前よりずっと高まっている。その感覚を知っているからこそ世界一を目指すことができ、またそれを感じたいんだ。これまでよりもずっとだ。ロード・オブ・ザ・リングによく似ているね。ゴラムを知ってるだろうか?指輪は彼の大切なものだ。自分はゴラムのようなだね。ベルトは自分にとって愛おしいものであり、取り戻したいんだ」

ブラホビッチはラキッチについても言及しており、タフな試合になると予想しています。

「俺はこのスポーツに人生のほとんどを捧げてきた。9歳のときからトレーニングを始めているから、オクタゴンの中でも外でも全てを感じている。いずれわかることだ。彼はとてもダイナミックでパワフルな男だ。非常に強くパワフルなキックをする。だがこれまでに見たことがある気がして目新しいものは何もないね。でも準備はしておかなければならない。彼は偉大な選手だから尊敬している。タフな選手であることに違いない。非常にタフな試合になることを覚悟しなければいけないね」