インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフ「オリベイラはマカチェフと戦うべきだ」

今月行われたUFC274ではチャールズ・オリベイラがジャスティン・ゲイジーに勝利したものの、公式計量でオーバーしたことで現在ライト級タイトルは空位となっています。

ホワイトはすでにオリベイラがNo.1コンテンダーであると言及しており、対戦相手が決まればライト級チャンピオン決定戦が行われることになります。

ランキング2位のダスティン・ポイエー、3位のジャスティン・ゲイジーはすでにオリベイラに敗れており、現在最も近い位置にいるのは4位のイスラム・マカチェフです。

しかしオリベイラはマカチェフに対して、まずは当初対戦する予定だったもののケガで試合がなくなったベニール・ダリウシュと戦うべきだと主張しています。

一方で元ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、チャンピオン決定戦にマカチェフが相応しいと考えています。

ヌルマゴメドフは『ESPN』のインタビューで次のように語りました。

「チャールズ・オリベイラとの相性をみると、彼はグラウンドでのイスラムに何もできないと思うし、もちろんイスラムは立った状態でも非常に優れている。ここ数年はみんな彼に触れてさえいない。どの選手も良いストライカーなのに彼に触れていないんだ。この11ヵ月の間に、イスラムは4人の相手をフィニッシュしている。ライト級にチャンピオンがいない今、空位のタイトルをかけてチャールズと戦えばフェアなものになるだろう。もちろんチャールズはこの試合に相応しいが、チャンピオンはいないのだからね」

「チャンピオンがいないのに、なぜイスラムがコンテンダーファイトをしないといけないのか?ベストな選手同士で戦わせればいい。それにはイスラムとチャールズしかいないし、近くにはベニール・ダリウシュがいるが、7連勝しかしていないし、UFCが彼にチャンスを与えたときに負傷してしまった。もし復帰後にトップ選手と戦いたいのであれば、タイトルマッチで戦えばいい。ベニールはコンテンダーファイトを、イスラムはチャールズ・オリベイラとタイトルマッチを戦わなければいけない。これは私の意見であり、フェアなものだろう。11連勝対10連勝だ。彼らを戦わせるべきだよ」

「彼ら(マカチェフとダリウシュ)が10月に戦うと2ヵ月休んで、さらに2ヵ月後にチャンピオンになる。そうすると2月か3月だろう。その間にライト級のチャンピオンになるのは誰なのか?チャールズはどうするんだ?3月まで待つのか?12月にブラジルで大きなショーをやりたいと言っているそうだが問題ない。12月はイスラムにとっても良い日程だ」

「もし彼らがアブダビでイスラムと戦うことを望まないのならそれでもいい。チャールズ・オリベイラのコーチがブラジルに来いと言っているらしい。OKだ、それで問題ない。場所を教えてくれ。ブラジルに行ってイスラムはチャールズ・オリベイラに馬乗りになり、このベルトを獲得するんだ。もしサンボがイージーだというなら我々が見せつけるだけだ。柔術と呼ばれるようになるはずだよ。我々がUFCライト級ベルトともに帰ることになるだろうね」