インタビュー・コメント

マルロン・ヴェラがバンタム級タイトル戦を予想する

10月22日にアブダビで開催されるUFC280では、アルジャメイン・スターリング対TJディラショーによるバンタム級チャンピオンシップが行われます。

バンタム級ランキング5位のマルロン・ヴェラは『Submission Radio』に出演し、この試合の勝敗を予想しました。

ヴェラはスターリングがレスリングを得意とするディラショーを相手にグラップリングが通用するか疑問だとし、ディラショーがスターリングのレスリングをかわすことができれば勝利するチャンスがあると語りました。

「正直難しいね。TJは積極的に戦いに挑んでいく選手だと思う。アルジャメインはただ殴り合うだけの選手じゃない。彼はいつも相手をとらえて疲れさせ、グラウンド&パウンドやサブミッションをやろうとする。彼のキャリアはずっとそのような戦い方をしてきたんだ。だからといって彼が良い選手でないわけでも、相手を倒せないわけでもない。それこそ見かけにごまかされてしまう。彼はたぶん意地きたなく挑発しようとはしないだろうけど、間違いなく支配するだろうし、相手にとってその夜は台無しになってしまうだろうね」

「結局はレスリングとコントロールだと思うのだが、TJはホンモノのレスラーだ。自分はそうじゃない。レスリングが得意でどんどん上達しているけど、レスリングで育ってきたわけじゃない。俺はむしろホンモノのファイターなんだ。俺は本当に戦うことが好きだし、そこでも戦うよ。でもTJは高校でレスリングをやっていたから、アルジャメインの過去の戦い方を見れば、TJが彼を遠ざけてプレッシャーをかけることができれば、アルジャメインにとって厳しい夜になるだろうね。どうなるかはいずれわかることだよ」