ニュース

コナー・マクレガーとUSADAの主張が食い違う

コナー・マクレガーはジ・アルティメット・ファイターのコーチを務めることが決定しており、その後マイケル・チャンドラーとの対戦が予定されています。

しかしその前にマクレガーはUSADAの検査を受けておらず、試合に出場するまでに最低でも6ヵ月間は要します。

そんな中でマクレガーは『The MMA Hour』に出演し、6ヵ月間行わなくても、2回の検査で陰性が出れば試合に出場できるとの見解を示しました。

「何も急いでいないよ。ハードルがあるみたいだね。でも我々は連絡を取り合っている。常に連絡を取っていて、面談の予定もあるし、ミーティングもあってそれで正式に決定する。でも6カ月というのは、彼らの話だと2回の検査で問題がなければOKということだった。だからそれほど長くはかからないと思うよ」

一方でUSADAは『TSN Sports』に声明を発表しました。

それによると、マクレガーとのミーティングは設定されておらず、6ヵ月間は検査プールに入るべきだとし、マクレガーの主張に異議申し立てを行いました。

「私たちは検査プールに入る、もしくは再び入る全てのアスリートと面談しますが、現在コナーとの面談は設定されておらず、コナーが引退を撤回して競技に復帰するという通知も受け取っていません。UFCのルールでは、2回の陰性反応に加えて、競技に復帰する6ヶ月前から検査に応じなければならないと明確に定められています。これは競技者が引退の地位を利用して、引退期間中に禁止薬物を使用し、最終的に競技に復帰することを決めた場合に、不当な方法でパフォーマンスを向上させるがないようにするためのフェアな方法です。規則では、規則の厳格な適用が選手にとって明らかに不公平となるような例外的な状況において、UFCが6ヶ月ルールの例外を適用することを認めていますが、私たちの立場は、コナーは6ヶ月間完全に検査プールに入るべきだというものであり、それを明確にしてきました」

今年後半にマクレガーとチャンドラーが対戦することになると予想されていますが、USADAの検査をどうするのか今後も注目されることになりそうです。