インタビュー・コメント

ジャスティン・ゲイジー「オリベイラと再戦したい」

UFC286ではジャスティン・ゲイジーがラファエル・フィジエフに、マジョリティ・デシジョンで勝利しました。

メインイベントではレオン・エドワーズ対カマル・ウスマンが行われましたが、ゲイジーは試合後の記者会見で、この試合でマイケル・ビスピンが偏った解説をしていると感じたと指摘しました。

ビスピンとチャンピオンのエドワーズはともに開催されたイギリスの出身で、一方のゲイジーはウスマンのトレーニングパートナーです。

結果はエドワーズがウスマンに判定で勝利したものの、ゲイジーはウスマンが勝ったと思ったことを明らかにしました。

「(ウスマンが)試合に勝ったと思ったよ。でも自分はジャッジの人たちと同じように偏っているのかもしれないね。マイケル・ビスピンほどではないが、あの試合でマイクに近づくべきでなかった。最悪だよ」

友人やチームメイトが出場する試合には、その選手に関わるコメンテーターを配置すべきではないと思うかと尋ねられたゲイジーは意見を述べることを避けました。

「俺が決めることじゃない。ただとてもプロフェッショナルとは言えないと思ったよ」

今回の試合ではリングアナウンサーのブルース・バッファーが、まず29-28でゲイジーが取ったと読み上げ、次に名前を言わず29-28と読み上げ、そして最後に28-28のスコアを読み上げてからゲイジーを勝者と告げました。

ゲイジーは自分が試合に勝ったと確信していたものの、読み上げられる瞬間は困惑していたと語りました。

「発表の仕方がとても変だったね。彼は29-28ゲイジーと言った後、29-28と言ったがその後に名前が出なかったから、どうなっているんだと思ったが、28-28と聞いてしまった。あの試合に勝ったのは自分だと思っていた。あの試合に勝ったと99%確信していなければ、あのバク転はしなかっただろうね」

ゲイジーは次の対戦相手として、過去に戦って敗れたチャールズ・オリベイラかダスティン・ポイエーを視野に入れていると語りました。

「俺はやるべきことはやった。自分より下にいる選手と戦ったんだから、次は自分より前の選手と戦う資格があると100%思っている。オリベイラ対ダリウシュの敗者。ダリウシュは好きだから戦わない方がいい。彼がオリベイラを倒すと信じているよ。オリベイラと戦ったときは、完全にバカみたいに戦ってしまったから、ぜひあの再戦を実現させたいね。でもダスティン(ポイエー)も良い選択肢だ。」