インタビュー・コメント

スティーブンス「膝蹴りはルール上問題なかった」

UFCオーランドのメインイベントではジェレミー・スティーブンスがジョシュ・エメットを第2ラウンドノックアウトで勝利を収めました。

しかしこの試合の決着がつく直前に、スティーブンスはグラウンドポジションにいたエメットの後頭部に対して膝を放ったことが試合後の議論となりました。

スティーブンスによると、バックステージでレフェリーから統一ルールの最新版を用いているフロリダ州アスレチックコミッションが許可していると言われたとしています。彼は試合後次のようにコメントしています。

「レフェリーのダン・ミラグリオッタが試合前に言ってたんだ。新しい統一ルールで、もし2本の手がグラウンドにあれば、片手で持ち上げることができる。だからもし彼の膝がついていても片方の手が挙がっていたら、膝を食らわせてもOKだとね。私はダーティファイターではないし、私の人生でも全くないことだ。私はこの試合で膝蹴りのチャンスを探していたんだ」

「私は彼が何をしようとしていたかを正確に見ていた。彼が地面に両手をついていた状態から手を上げた瞬間を私は見たんだ。そこに膝を食らわせたんだよ。それに私は膝が彼に当たったとは思わないし、それは彼を傷つけるものではなかった。それ以降に彼はさらに多くのダメージを受けたし、それより前にもふらついていた。私は彼が手を上げるのを待っていた。そのチャンスを利用しようとしたんだ。私はミスして当たらなかったが、これらは特定の状態でのルールだ。私はダーティファイターではないよ」

「ジョシュ・エメットがストレッチャーで出ていくのを見たよ。私は誰に対してもそういうことを望んでいないんだ。しかしこれはファイトであり、何かが起こり得るものだ。私は長い間試合に出場してきて、以前にはノックアウトされたこともある。私にはアップダウンがあるんだ。彼には早く回復して欲しいね。彼はタフなヤツだよ」

スティーブンスはまた、ランキング4位のエメットを倒して3連勝としたことで、自身初となるタイトル挑戦に近づいたと語っています。

「ブライアン・オルテガは私が実際に戦っていない唯一の選手だ。エメットが4位だったら、そこに私が入る。だから私もコンテンダーに含まれるはずだ。私は戦いたいんだ。もし本当のチャンピオンだと感じるのであれば、いつでも誰であっても打ち負かすことができるはずだ。私は続けて試合をこなしている。1月に戦って、今は2月にも戦ったんだ。おそらくセラーニ以外のチャンピオンでそんな戦いをした選手は知らない。そして私は3月にも戦うつもりだよ」

(mmafighting)