インタビュー・コメント

クルーズ「メイウェザーは今のままではMMAで戦えない」

ボクシングを無敗のまま引退したフロイド・メイウェザーは、ここ数ヵ月間にMMAで戦うことを言及しています。最近ではすでにMMAライセンスの申請を始めることを明らかにしました。

メイウェザーはまた、MMAで戦うための準備期間として6~8ヵ月間は必要だとし、伝えられているところによれば、現UFCウェルター級チャンピオンのタイロン・ウッドリーに指導を求めていると言われています。

元バンタム級チャンピオンのドミニク・クルーズは、メイウェザーがMMAで戦っていくためにはテイクダウンのディフェンスを学ぶ必要があると考えています。

クルーズは『TMZ Sports』に次のように語りました。

「もしフロイド・メイウェザーがUFC選手のテイクダウンを止めることができれば、彼に勝つチャンスがあるだろうね。でも6~8ヵ月じゃ足りないよ。彼は2つの技術しか持っていない。グラップリングやキックもなく、膝と肘の打撃もない。もし運が良ければ、彼は8ヵ月でテイクダウンをディフェンスする方法を学ぶことができるだろうが、それが現実だよ」

「もし私が彼にヒントを与えるなら、彼が誰と戦うことになろうとも、テイクダウンのディフェンスに集中するべきだ。フロイド・メイウェザーはそれ以外何も気にしなくていい。ただテイクダウンのディフェンス集中すればいいんだ。彼がすでにウッドリーと一緒にトレーニングしているのはそれが理由だと思っているよ」

元UFCチャンピオンとして君臨したドミニク・クルーズには、ボクシングで伝説築いたメイウェザーであっても、MMAはそんなに甘くないという考えがあるようです。

(bloodyelbow)