インタビュー・コメント

ガーブラント「UFC217のことは全て覚えている」

元バンタム級チャンピオンのコーディ・ガーブラントは、UFC217でTJディラショーにタイトルを失った後、8月のUFC227で即時のリマッチが決定しました。

彼らが元チームメイト同士であり、今ではライバル関係であることは知られていますが、ガーブラントは『The MMA Hour』で、UFC217で敗れたことに対してディラショーに感謝していると語っています。

「彼の存在が私を世界チャンピオンにしてくれた。だからTJとの後、TJに脱帽で祝福する。私はあのときのことに感謝しているんだ。私が若くして世界タイトルを獲得できたことに感謝しているし、若くしてそれを失うことになったのも感謝している。私はすでに良いファイターだったが、これが私をより素晴らしくさせてくれる。私はいつも敗戦から多くのことを学んできたからね」

「私はプロになる前の最後のアマチュアでの試合で敗れたんだ。それに人々はアマチュアにノックアウトされたのか?って言っていた。でも私はその後13連勝し、世界チャンピオンになって世界でベストな選手になった。だからこそ私は今でもとても意欲的なんだ。11月4日(UFC217)以降オクタゴンを離れているが、私はもう一度タイトルに挑戦できると100%わかっていた。だからどれくらい時間がかかるのかを全く気にしなかったね」

UFC217の試合が終わった後にディラショーは、彼らの関係が良くないにもかかわらず、ガーブラントのもとに駆け寄りました。ガーブラントはその悔しさが今のモチベーションになっていると語ります。

「オクタゴンから離れたけど、あのときのことは全て覚えているよ。私がノックアウトされた後、私の前にTJが姿を見せた。もしそこにレフェリーがいなかったら、あの男は決してそうしなかったことはよくわかっているよ」

「彼は意気地なし、それだけだ。彼はあのように振る舞いたかったのだろうけど、彼は本当のチャンピオンではないよ。私に姿を見せて、私のコーチたちにかっこつけてたけど、そのことは全て覚えている。それは私が今トレーニングするときのモチベーションになっているよ。だから8月4日のTJディラショー戦は、私の周りにいるみんなのためにタイトルを取り返すつもりだ。今はそのことだけに集中しているよ」

ディラショー対ガーブラント2が行われるUFC227は、8月4日にロサンゼルスのステイプルズセンターで開催されます。

(mmafighting)