インタビュー・コメント

リョート・マチダがビスピンに対戦を呼びかける

ブラジルのリオデジャネイロで開催されたUFC224のメインカードで登場したリョート・マチダは、ビクトー・ベウフォートと対戦し、第2ラウンドにフロントキックでノックアウト勝利を収めました。

試合後マチダは、ベウフォートとの試合が決まる前から対戦を呼びかけていたマイケル・ビスピンに対して、再び関心を示しています。

「私はいつも引退する人たちに足を使っているね」と冗談を言ったマチダはその後次のように語っています。

「マイケル・ビスピンは元チャンピオンだから、私はこの試合を望んでいる。それにこれは将来起こり得る戦いだ。この試合はこれまでも実現していなかった。だから今私たちが戦えば、素晴らしい対戦になると思うんだ。そしてファンもこの試合を見たいと思っている。彼がこの試合を受け入れるなら、素晴らしい試合になるだろうね」

フロントキックでベウフォートが倒れた後、マチダは正座をして頭を下げました。

これを行った理由についても語っています。

「その瞬間、相手に敬意を表さなければならないと思ったんだ。なぜなら武道は誰に対してもこのことを教えてくれるからね。武道では相手への敬意と同時に相手に対してお辞儀をする。勝っても負けても相手を尊敬しなければならないんだ」

「私が腰に手を置いたときはビクトー・ベウフォートからの反応を期待していたけど、彼が何もできないことに気が付くとすぐに私はただ正座して、このスポーツ、国民、関係者のために彼がしてきたことの全てに対して尊重するために彼へ頭を下げたんだよ」

(mmajunkie)