インタビュー・コメント

勝ったデリック・ルイス「タイトルから遠ざかった」

UFC226ではデリック・ルイス対フランシス・ガヌーによるヘビー級マッチが行われました。

しかし両者とも積極的ではない攻撃に対して、ラスベガスの観客は彼らにブーイングを行い、試合途中にはレフェリーから注意されるほど面白みのない試合でした。

結果は判定で勝利したルイスでしたが、試合後の記者会見で自身の低調なパフォーマンスにより、タイトル挑戦権が離れているような気がすると語っています。

「それはひどいパフォーマンスだった。言いたいことはたくさんあるが、本当に悪いパフォーマンスだった。確実に私はタイトル挑戦に値しないとわかっている。たとえそれが勝利だったとしても、得た以上に失ったものが多かったと思っている。それによっておそらく2試合私を後退させたと思うよ」

ひどい試合になったことをルイスは、対戦相手のガヌーに責任を押し付けるつもりはないようです。

「それは全て私の責任だと思っている。彼に呼びかけたのは私だったし、もっとペースを押し上げるべきだった。彼が立っている状態は非常に危険だったから、私もスマートに戦わなければならなかったんだ」

「私のゲームプランは彼をテイクダウンすることだった。でも私はすでにコーチに言ったんだ。テイクダウンの仕方がわからないってね」

一応はランキング1位の選手に勝利したルイスですが、次の対戦相手のことは考えられないと語ります。

「私はどこかで腰を下ろしてもっと技術などを学ぶ必要があるね。そのようなパフォーマンスで誰かに呼びかける価値はないよ。彼がNo.1コンテンダーだったかどうかはどうでもいい。そのようなパフォーマンスでは、本当に誰とも戦ってはならないと思っているんだ」

(mmafighting)