インタビュー・コメント

タイトルを失ったジョンソン「まだ終わっていない」

UFC227ではUFCフライ級チャンピオンシップがデメトリアス・ジョンソンが、ヘンリー・セフードにスプリット・デシジョンで敗れ、タイトルを失うことになりました。

ジョンソンは試合後の記者会見で足を負傷した可能性があると語っています。

「おそらく私の右足のLCLが断裂していて、右足が折れたかもしれないと思っている。負けることは起こり得るものだ。全ての偉大なチャンピオンは負けているからね。私が以前ドム(クルーズ)と戦ったときも負けたし、ジムでも負けているから私は大丈夫だ。ケガについてはうんざりしているが、それ以外は大丈夫だよ」

試合後にジョンソンは、セフードとの試合がこれまで2試合戦って1勝1敗であることから、次の試合でラバーマッチを行うことはフェアだと考えています。

「もちろんそうだ。彼は私を打ち負かしたものではなかった。まず大事なことはここ(敗者の席)に座るつもりはなかったし、再戦を望んでいる。その前に私は健康になる必要がある。私の健康が第一だし、試合の準備をするために8週間のトレーニングキャンプができなければ契約にサインをしない。だからまずは家に帰って膝のMRI検査を受け、足にどんなケガがあるのかを確認し、それを治療して、トレーニングを開始する。その時点でまた話し合おう」

ジョンソンはフライ級タイトルを長い間保持し続けましたが、これで終わるつもりはないと語っています。

「それは素晴らしい連勝記録だったがまだ終わっていないんだ。私が言ったように、この仕事が好きだからやっていく。(成し遂げたことは)すでに私の予想をはるかに超えてしまったんだ。私が倉庫で時給10ドルを稼いでいた頃、ジョセフ・ベナビデスとドミニク・クルーズが戦うのを見るために走って家に帰っていたものさ。だから私が世界チャンピオンになるなんて決して夢にも思わなかったんだ。私の夢はMMAのやり方を学ぶだけだったんだからね。しかし私がMMAをやったとき、それに魅了されてここまでやってきた。だから私のやってきたことには満足しているよ。まずは家に帰ってケガを治し、それから次へ行くつもりだ」

(mmafighting)