インタビュー・コメント

ホワイトがサンピエールのライト級挑戦を否定する

ジョルジュ・サンピエールは先日のインタビューで、UFC229で行われるハビブ・ヌルマゴメドフ対コナー・マクレガーのライト級チャンピオンシップの勝者との対戦に興味があると語っていました。

サンピエールは過去、UFCウェルター級とミドル級でベルトを獲得していることから、もしライト級に挑戦して勝利することになれば、UFC史上初の3階級制覇が実現することになります。

しかしUFCのダナ・ホワイトは、サンピエールのライト級挑戦について否定しています。ホワイトはメディアスクラムで次のように語っています。

「それはおそらく起こることはないだろう。彼は170ポンドのベルトを放棄し、185ポンドのベルトまで放棄した。つまり起こることはない。それはディビジョンをついばんでいるようなものだからね」

サンピエールは昨年11月のUFC217でミドル級チャンピオンになって以降、ベルトの返上に加え試合には全く出場していません。

先日のインタビューで彼は年内に戦う可能性もあると語りましたが、ホワイトはその考えに同意しました。特に12月8日にトロントで開催されるUFC231に興味を持っています。

「ノー、私たちはまだ話し合っていないが、それは実現しそうだね。トロントは理にかなっている。トロントは悪くないね」

カナダ出身のサンピエールが母国開催のUFC231に出場するかどうかはこれからになりますが、少なくとも彼を納得させる対戦相手を用意できるかどうかが最も重要になってきます。

(mmafighting)