インタビュー・コメント

マクレガーの遅刻に対してヌルマゴメドフ「大きな侮辱だ」

10月6日にはラスベガスのTモバイルアリーナでUFC229が開催されます。それに先立ち、4日木曜日の15時(アメリカ西部時間)からラスベガスで記者会見が行われました。

この会見にはメインイベントを務めるハビブ・ヌルマゴメドフとコナー・マクレガーが出席する予定でしたが、チャンピオンが時間通りに到着したのに対して、挑戦者のマクレガーは時間になっても現れず遅刻をすることになりました。

それに対してヌルマゴメドフはマクレガーの不在を大きな侮辱であると一人記者会見で語っています。

「15分私はここにいるが、彼はここにはいない。これは大きな侮辱だ」

「彼は遅刻をしている。私には予定があり、この会見が始まるのは午後3時からだ。私は忙しいんだ。体重を作らなければならないし、自分の状態についても気にかけなければならない。なぜ私が彼のことを気にかける必要があるんだ?もし遅れているというのなら、それは私とは関係ないことだ」

「減量は常に難しいものだ。いつも大変なんだ。今日は木曜日で私は減量中だ。だから30分も40分も誰かを待っていたくはない。記者会見は午後3時からのはずだからね」

ヌルマゴメドフが会見を去った後、約30分遅れてマクレガーが到着しました。マクレガーは時間通りに記者会見に到着しようとしていたとし、ヌルマゴメドフはこのイベントを望んでいなかったと語りました。

「計画通りにはいかないよ。ここに時間通りに到着しようとしていたさ。少しの遅刻だけで済むように神に祈っていた。そして彼は下がったが、ここに留まるべきだったね。それは彼が私の近くにいたくないというサインで、ここにいることを望んでいなかったんだ。彼は恐怖を感じていた、ただそれだけだね」

またマクレガーは今回のUFC229について、350万件のペイパービューを売ることができると主張しています。

「私たちはペイパービューの販売が300~350万件になると推測していて、そうなると約5000万ドル(約57億円)に迫る記録になるだろう。MMA選手が試合で5000万ドルを稼ぐのはかなり驚くべきことだ。私のマネージメントのパラダイム・スポーツ・マネージメントに感謝しなければならない。そしてダナ・ホワイトにも感謝しなければならないし、私に教えてくれた(元UFC経営者の)ロレンゾ・フェティータとフランク・フェティータに感謝しなければならないね。UFCの新しいオーナー・・名前は何だっけ?WME-IMG?彼らにも同じだ。彼らとはあまり会ってはいないが、今のところ彼らとは良い関係だよ」

「私たちの起源を考えるために、私がネイト・ディアスと戦ったときのことを思い出した。彼は2万ドルで出場して勝利したね。その試合は短期間で非常に多くの新しい高い基準を作った。そして私たちは今それに負けないくらい頑張ろうとしているんだ。こうしてこのスポーツに関われているのは、自分自身、ファイターたち、プロモーター、マネージャー、出席しているメディア、ファンにとって素晴らしい時間だ。この大きなイベントを楽しもうじゃないか」

マクレガーは先日UFCと新たに6試合の契約を締結したと報じられましたが、5年後にはビリオネアになっていると予想しています。

「私は今30歳だ。35歳で私はビリオネアになっているだろうね」

(mmafighting)