インタビュー・コメント

ホワイト「アスクレンとの契約は素晴らしいものだ」

キャリア無敗の元ONEウェルター級チャンピオンのベン・アスクレンは、デメトリアス・ジョンソンとトレードでUFCに移籍することになりました。

しかしアスクレンは長らくUFCへの移籍が実現しなかったこともあり、ホワイトから嫌われていたと考えていたようです。

ホワイトはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたUFC230の後、記者会見で次のように語りました。

「私たちはちょうど話をしたんだが、彼は私が彼のことを嫌いだと思っていたようだ。もし嫌いなら、なぜ私はこの契約をするのか?私がこの契約を思いついたんだし、実際に契約を行った。これは私の考えだったんだよ。もし私が彼をとても嫌っていてここにいて欲しくないと思ったのなら、契約するはずないだろう?」

無敗のアスクレンは、UFCで世界最高の選手であると証明するチャンスを長く待ち望んでいました。そしてホワイトは彼が移籍できたことを喜んでいると語ります。

「私は興奮しているんだ。このスポーツで人々が素晴らしいと考えている選手を見つけるのは良いことだ。このスポーツでは無敗でいることが非常に難しいからね」

「私は選手が誰であるか、誰と戦ったかは気にしないし、それとは関係なく無敗でいることは非常に難しいことなんだ。もし彼のようにそういう選手がいるのなら、その選手の実力が本当であるかどうかを確かめるために連れて来たいと思っている。それは信じられないほど素晴らしいことだね。だから私にとってその契約はとても素晴らしいものだったんだよ」

なお、アスクレンのUFCデビュー戦となる対戦相手はまだ決定していませんが、『BJPENN.COM』のクリス・テイラーによると、対戦相手としてダレン・ティルが候補になっているということです。

「状況に近い複数の情報源によると、2019年の早い段階で次の2つのウェルター級マッチをターゲットにしている。スティーブン・トンプソン対ロビー・ローラー、ベン・アスクレン対ダレン・ティル。いずれのマッチアップも正式には契約されていないがやろうとしている」

(mmafighting)