インタビュー・コメント

イェンジェイチック「もう一度ストロー級に戻りたい」

先週末のUFC231では、ヨアナ・イェンジェイチックはヴァレンティーナ・シェフチェンコと空位となっていたフライ級チャンピオンシップを戦ったものの、判定で敗れたために2階級制覇とはなりませんでした。

UFC代表のダナ・ホワイトは、試合後の記者会見でイェンジェイチックに対して再びストロー級に戻ることを望んでいると語っています。

「私は彼女が好きだ。彼女はとても素晴らしい選手だし良い人だ。私は彼女のことを友人だと思っている。彼女には少し休んで家族と一緒に過ごして欲しい。その後私たちは一緒に話をすることになるだろう。しかし私は彼女が115ポンドに留まって欲しいと思っている」

イェンジェイチックもまた、フライ級チャンピオンシップに敗れた後、再びストロー級に戻ってもう一度ストロー級タイトルを獲得したいと思っていることを明らかにしました。

「もう一度ストロー級に落とすことになるだろう。しかし私はもう若くないし、ベテランになった。この仕事に15年間携わってきており、自分の体を気にかけていきたい」

「今回のトレーニングキャンプで、このような厳しい食事が何週間も続くことによって、体、脳、パフォーマンスにどんな影響を与えるかを実感した。もしくは減量もそうだったね。私は自分自身の体を守っていきたい。しかし愚かなこととはわかっているが、もう一度だけこれをやりたい。あと一度だけね。私たちはいつも自分自身にセカンドチャンスを与えてきたから、あと1度だけ挑戦したい」

ストロー級は今後ローズ・ナマユナスとジェシカ・アンドラージが対戦する可能性が高いですが、イェンジェイチックはその後自分がタイトルへ挑戦する意欲を示しています。

「自分自身に挑戦したいし、他の夢を追いかけたいし、もう一度ストロー級ベルトに向かっていきたい。だから私はアンドラージとローズが来年戦うのを待つつもりだ。ローズは防衛を行うために4ヵ月しか残っておらず、さもなければ彼女は戦わずしてベルトを失うかもしれない。それが問題だ。私は忙しいチャンピオンだったし、他の人がチャンピオンだったときもかなり忙しかった。しかしもし年に1度しかタイトルを防衛しないのなら、ベルトを失ってしまうだろう。どうなるかそのうちわかるよ」

(mmafighting)