インタビュー・コメント

アマンダ・ヌネス&ダナ・ホワイトの試合後コメント

UFC232では女子フェザー級チャンピオンシップが行われ、挑戦者のアマンダ・ヌネスがチャンピオンのクリス・サイボーグを51秒でノックアウトし、UFCの女性選手として初めて2階級タイトル同時戴冠を成し遂げました。

試合後の記者会見でヌネスは、この試合でキャリア初めてノックアウト負けとなったサイボーグとの再戦はあるのかと尋ねられ、次のように語りました。

「正直言って、今回のトレーニングキャンプで経験したことはたくさんあったと思う。体重を元に戻してジムで彼らと一緒に激しいトレーニングをするよ」

「どうなるかは誰にもわからない。ホームに戻ってダナ・ホワイトと話をして、彼の考えを聞いてみよう。あなたたちももうじき知ることになるだろうね」

サイボーグとの再戦についてはまだわからないとしたヌネスは、次について何も決まっていないと語ります。

「次のステップについてはコーチたちと一緒に話し合って考えなければならない。次のことを話すのは早すぎるよ。まずは勝利を祝いたいね」

一方でイベント終了後にダナ・ホワイトも記者団からヌネス対サイボーグ2が実現するかどうか尋ねられました。彼は次のように語っています。

「そうなるとは思っていないよ。あの試合はかなり納得のいく勝利だったからね。(サイボーグについて)私たちは彼女のために何か別のアイデアを考えるだろう」

ホワイトはまた、元ライトヘビー級チャンピオンであり現ヘビー級チャンピオンのダニエル・コーミエについて語りました。今週コーミエは非常に苛立っていたようですが、それは一時的なものだろうと言及しています。

「私はジョーンズとの試合中にコーミエと話をしていたんだ。彼は今週この試合に対して非常に怒っていたよ。そして彼のキャンプからもう試合をしないで引退することについて話があったんだ。たぶん彼はもう一試合戦うつもりだったようだ」

「でも私にはコーミエが引退する前にあと2、3試合戦う準備が出来ているようにしか聞こえなかったけどね」

ホワイトはコーミエがまだ引退するべきではないと語っています。

「みんな知っているように、誰かが引退するときが来たらいつも私が最初に話している。コーミエは最高の選手だ。彼が引退するタイミングは今じゃないよ」

「コーミエは誰とでも戦うだろう。彼はジョーンズが大嫌いだ。だから今週少し感情的になって荒れていたんだ。でも私は彼を責めないよ。彼らはお互いに嫌っているからね。誰かのことを嫌っているなら、その人からは最も悪い部分が出てくるものだよ」

(mmajunkie)