インタビュー・コメント

TJディラショー「セフードにアドバンテージはない」

バンタム級チャンピオンのTJディラショーは、フライ級チャンピオンのヘンリー・セフードに勝利して2階級制覇を成し遂げた後、さらにフェザー級のマックス・ホロウェイに挑戦して3階級制覇を夢見ています。

しかし今はあくまでもセフードとのチャンピオンシップのことだけを考えているようです。ディラショーは、今週ロサンゼルスで行われたメディアランチで次のように語っています。

「長期的な目標を持って記録を破らなければならない。記録を破らずして、どうやって史上最高の選手になれるのだろうか?でも今はヘンリー・セフードとの試合に焦点を当てているよ。一歩ずつだ。彼を甘く見るようなことはしないけど、私には長期的な目標がある。それについてはまた話すよ」

これまでUFCで2階級タイトル同時戴冠を成し遂げた選手には、コナー・マクレガー、ダニエル・コーミエ、アマンダ・ヌネスがいます。

彼らは自分の階級からさらに一つ上げて2階級制覇を成し遂げてきましたが、もしディラショーが勝利すれば、UFC初となる階級を下げての2階級同時戴冠となります。

気になるのは減量ですが、計量までの4日間(インタビュー時から)でさらに10ポンドを落とす必要があるとしながらも順調に来ていると語っています。

またディラショーは10代後半以降は125ポンドで戦ってはいないということですが、セフードに有利なことはないと言及しています。

「彼にはアドバンテージはない。むしろ私の方があらゆる点でアドバンテージがあると思っている。彼は素晴らしい選手で、素晴らしいレスラーだ。しかし私のプレッシャーに対処するほどのものは彼にはないと思うよ。だから彼をフィニッシュできるだろうね」

「私は体重を減らしたことで間違いなく速くなっている。私がトレーニングキャンプに行かなければならなかったのは、もっとたくさん打ち込む必要があったからだ。これまでにも私はいつもがむしゃらにトレーニングをしてきた。しかし朝起きて長距離を走り、定期的にファスティングを行い、摂取カロリーもごくわずかにしたり、今回はいつもよりもっと打ち込む必要があったんだよ」

ヘンリー・セフード対TJディラショーによるフライ級チャンピオンシップが行われるUFCブルックリンは、1月19日(日本時間翌日)に開催されます。

(mmafighting)