インタビュー・コメント

デリック・ルイス「ミオシッチ戦のオファーを受けていた」

来週3月9日にカンザス州ウィチタで開催されるUFCファイトナイトのメインイベントでは、デリック・ルイスとジュニオール・ドス・サントスが対戦します。

現在ヘビー級ランキング3位のルイスと8位のドス・サントスによる試合となりますが、ルイスは最近のインタビューでドス・サントスが最近戦った中でも弱い選手であると言及しています。

「彼はおそらく私がこれまで戦ったことのある選手たちの中で最も弱い選手だ。彼はおそらく5番目か6番目の選手だからね。だから3月9日はこれまでの試合の中で最もタフなものになるとは思わないよ」

ルイスは昨年のUFC229でボルコフに勝利した後、続けてUFC230でダニエル・コーミエに挑戦したものの試合には敗れています。

そのため準備が出来ていない段階で試合を受けることはやるべきではないことを学んだとルイスは、過去に元チャンピオンのスティーペ・ミオシッチとの対戦オファーを断っていたことを明かしています。

「(試合が決まれば)24時間、週7日間ずっと準備をし続けなければならないんだ。ただ試合が決まらないと準備することはできない。彼らは誰かと戦って欲しいために短い準備期間でも依頼することがあるが、それでも私たちは準備をしなければならないんだ」

「彼らは私にスティーペ(ミオシッチ)のオファーをしたんだ。しかし私は彼らに準備期間が短すぎると言った。それはDCとの試合直後で、彼らは私がDCに敗れた後1月に戦うことを望んでいたんだ。だから私は彼らにノーと言ったんだよ。ある程度の休みが必要だったからね」

「11月に戦った後に彼らは私に1月でも戦うことを望んでいたんだよ。全てのトップ選手には休む時間が必要だ。それに私はフルトレーニングキャンプを望んでいたからね。体も心も良い状態ではなかったんだ」

昨年11月から十分な準備期間を取ることができたルイスですが、次のドス・サントス戦には準備が出来ていると語っています。

「いつも言っているようにこれはヘビー級ディビジョンだ。たとえみんなが黒帯になっても、ワールドクラスのボクサーになっても構わない。私たちにはまだ50%のチャンスがあるんだ。ヘビー級はパンチ1発を当たるだけだからね。私が望めばどのラウンドでも試合を終わらせることができる。もし第1ラウンドで終わらせることを望めばそうできるし、第5ラウンドで望めばそれもできる。だから私はいつでも戦う準備が出来ているよ」

ルイスはドス・サントス戦に勝利して、以前オファーがあったミオシッチとの試合を望んでいると語りました。

「ドス・サントス戦で勝って上手くいけば、私たちはスティーペとの試合にすぐ戻ることができる。以前彼(ドス・サントス)は私に呼びかけたことがあって、その後彼らは私とドス・サントスをブッキングしたんだ。だから私は今回の試合前に彼(ミオシッチ)に呼びかけるつもりだよ」

「もしまだフランシス(ガヌー)がまだトップにいるか、もしくはタイトル挑戦権を獲得するなら、スティーペと戦った後に私はフランシスと再び戦うだろう。そしてそれは前回私たちが戦ったパフォーマンスよりも良い試合になるだろうね」

(mmafighting)