インタビュー・コメント

マクレガー戦の現状に苛立つドナルド・セラーニ

カウボーイことドナルド・セラーニは、これまでコナー・マクレガーとの試合を望んでいると言及しており、実際に試合に向けてUFCと交渉してきました。

ところが最近UFCコメンテーターのジョー・ローガンがポッドキャストでマクレガーとの交渉が失敗に終わったと言及しており、それについてはセラーニも認めているようです。

それによると、UFCは当初7月6日の前に4月13日でマクレガー対セラーニの試合を組もうと考えており、UFCはこの試合をコーメインイベントとして考えていたようです。

これに対してセラーニは『ESPN』のインタビューで次のように語りました。

「コナーはメインイベントでない限り戦わないよ。それが彼のエゴなのか、それとも彼の地位的なものなのかはわからない。私は文句を言わないし、誰とでもどこでも戦うよ。それについてはいつでも待っている状況だ。私は彼が気難しく、メインイベントだけしか戦わないんじゃないかと思うよ。わからないけどね」

「私たちはみんな4月にコナーと戦うことを待っていたんだけど、彼は準備ができていないと言ったんだ。私がいつでもどこでも誰とでも戦うと言っているのに、どうやったら準備が出来ていないと言えるのかわからないよ」

かつて2016年に行われたUFC202では、タイトルマッチではなかったにもかかわらず、コナー・マクレガー対ネイト・ディアスの試合がメインイベントで組まれたことがありました。

セラーニは自身とマクレガーが戦えばメインイベントになる価値はあると語りましたが、マクレガーが決定を下さないまま交渉を終えようとしていることにうんざりしています。

「私はUFCを呼んで彼らに何をすべきかを伝えたんだ。すると彼らは私に黙っておとなしくしていろと言っていた。だからそのことについては何も言わないよ。私がわかっているのは、どんなに遅くても7月には戦うということだ。どんなに遅くてもだ。それ以上は待てないね」

なおUFCは『ESPN』に対して、今後はセラーニとアイアキンタの対戦を検討していると語ったということです。

(ESPN)