インタビュー・コメント

ダレン・ティル「ウッドリー戦の負けは忘れない」

ティルは週末にイギリスのロンドンで開催されるUFCファイトナイトで、ホルヘ・マスヴィダルとの対戦が決定しています。

ティルにとっては、昨年9月に当時チャンピオンだったウッドリーに挑戦したUFC228以来の試合となります。

あの試合はティルにとってキャリアで初めて負けた試合となりましたが、半年以上経った今でも忘れていないと『MMA Junkie』のインタビューで語っています。

「(ウッドリーに負けたことは)今後忘れることはないと思う。もし思い浮かんで毎日傷心していると言ってもそれは恥ずかしいことではないからね。私はあの試合を何度も見てきたし、心の中に残っているんだ。たとえ私がウッドリーとの再戦を受けて彼を倒したとしても、最初の試合はまだ私の中に残り続けるだろうね」

「私はいつも公然と言っているけど、人生で全部良いことしか経験しないなんてできないんだ。悪い時もやって来るし、私はいつも負けが訪れるものだと言っていた。再び負けることもあるかもしれない。土曜日にそうなる可能性もある。しかしそれらは全て現実だから、それについて話すことを怖がることはしないよ。私は現実主義者だからね」

「あの試合を忘れても良くなることはないし、小さな間違いから学ぶことが大切だ。多くの人が、勝って成功するか負けて失敗から学ぶかという有名な言葉があることを知っているだろうけど、私には勝つか負けるかしかないんだ。そして私は負けたし、それについて小さな間違いを正そうとするけど、結局のところ私がいつも言うように、あの夜に私と戦った相手の方が優れていたということだ。私はただあの負けを取り返したいし、彼より優れていることを証明したいんだ」

ティルは対戦するマスヴィダルについても語っています。

「数週間前にロンドンでマスヴィダルと初めて会ったときのことを覚えているけど、カメラがあるときとないときではみんな別人になるよね。私はあってもなくても同じだよ。もし私に何か問題があるなら、カメラがあってもなくても解決できるよ」

「彼と会ったときに彼は意地悪そうなヤツに見えたけど、私たちが握手をしたら問題なかったね。私は自分を証明するためにうぬぼれがないヤツに対しては何も悪く言うことはできないよ。彼は自分のことをよくわかっている。私は今26歳で、幼い頃からケージではなくストリートでマスヴィダルを見ていた。私は彼を尊敬している。それは倒したくないという意味ではないよ。ただ彼のことを尊敬しているんだ」

ダレン・ティル対ホルヘ・マスヴィダルが行われるUFCロンドンは3月16日に開催されます。

(mmajunkie)