インタビュー・コメント

アスクレンが動画でマスヴィダルに対戦を呼びかける

今月のUFC235でベン・アスクレンがロビー・ローラーに勝利した後、この試合は多くの物議をかもしたために、ダナ・ホワイトはなるべく早くリマッチを望んでいることを明らかにしていました。

また最近ロンドンで行われたダレン・ティル対ホルヘ・マスヴィダルの試合は、下馬評を覆してマスヴィダルがノックアウト勝利を収めたために、アスクレンとの次の試合が期待されていましたが、試合後にマスヴィダルとエドワーズが乱闘騒ぎになったことからこちらも対戦が期待されています。

そんな中でホワイトは最新の『UFC Unfiltered』で、すでにアスクレン対ローラー2やマスヴィダル対エドワーズは方向転換をしていることを明らかにしています。

「この試合(アスクレン対ローラー2)は私がやりたいと思っている試合であり、実際私たちはそれに向けて取り組み始めたが、その後別の方向に進み出したんだ」

「みんな(マスヴィダル対エドワーズが)常に可能性があることを知っているね。マスヴィダルは現在5位にランクインしており、エドワーズは10位にいるからだ。だから私たちはマスヴィダルとエドワーズについて取り組んでいるが、お互いにない状況だ。彼らの間での嫌悪感はなくならないから、良いタイミングが来れば実現するだろう」

「私たちが実際に話をしているのは、現時点でベン・アスクレン対マスヴィダルだ」

そしてホワイトのこの発言の後、アスクレンがマスヴィダルに対して対戦するようにTwitter上で呼びかけました。

その動画の中でアスクレンは次のように語っています。

「ダナが今朝登場して、彼らは私とマスヴィダルに注目していると言っていた。私は先週YESと言ったよ。もちろんだって言うのに10秒もかからなかったね。今私は彼が怖気づいてその試合をやりたくないんじゃないかと思っている。彼は怖がって私と戦うつもりがないんじゃないかな」

「ホルヘ、もし怖いのなら彼らに言えばいい。もし君が怖いのなら、私は他の誰かと戦うことにする。もし怖くないのであれば、6月8日にシカゴ(UFC238)でやろう。私はフリーだし、君もフリーだ。簡単なことだね。勝者はおそらくタイトル挑戦権を手に入れることになる。列にはかなり多くの選手が並んでいるからね。もし君がチキンになるのをやめて、自分にとって最も良い行動を取りたいならYESということだ」

このアスクレンの挑発動画に対してマスヴィダルはまだ返答をしていませんが、UFC238での実現に大きく一歩近づいたかもしれません。

(mmafighting)