インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフ「ファーガソンの復帰を願っている」

次回ペイパービューのUFC236では暫定ライト級チャンピオンシップが行われますが、そこにはトニー・ファーガソンが出場していません。

報道された内容によると、ファーガソンは家庭内暴力によって警察沙汰となっており、逮捕や起訴はされていないものの、すぐには復帰することが難しい状況になっているようです。

現ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、ロシアで行われたメディアスクラムで、記者団からファーガソンについて意見を求められました。

ヌルマゴメドフは次のように語っています。

「私が聞いたところによると、警察への連絡があったと報じられていたが、私は詳細については立ち入りたくない。なぜなら私自身はそれに関心を向けたくないからだ。彼にとってそれがどれほど難しい問題なのか、私には想像することができない。特にそれは彼の家族のことだからね。何度も言うが、私はあなたたちのようにインターネットで何かを読んで後追いはしない。彼の健康と幸運を祈っている。スポーツはスポーツで、家族のことは別問題だ」

「そして彼が復帰してくることを願っている。彼がいないのはとてもおかしなことだよ。彼はライト級で11連勝を収めている。そして今彼は傍観者の位置にいるのだからね」

「それは彼が今現在の試練を乗り越えなければならないことを意味しているに過ぎないと思っている。一人一人が自分の試練に立ち向かっていくが、ある人は病んだり、ある人は自惚れて散財したり、ある人は泥酔したりする。スター病になっていたりするんだ。だから一人一人が自分に挑戦しているのだから、彼は彼自身の試練を乗り越えなければならないんだ。彼が勝者として戻ってきてくれることを願っている。そして上手くいけば、私たちはいつか戦うことになるだろうね」

過去4回対戦するチャンスがあったにもかかわらず実現しなかったカードでしたが、ヌルマゴメドフはファーガソンとの試合にまだ興味があるかどうかと尋ねられたとき、次のように語っています。

「もちろんだ、それは素晴らしい戦いだよ。それはUFCで最も期待して待たれていた戦いだったんだ。それはUFCのオーナーから言われたよ。彼らはインターネット上で人々が言っていることを注視しているからね。そしてこれは現時点でも最も期待されている戦いだ。だから彼が戻って来ることを願っている」

(RT Sport)