インタビュー・コメント

トニー・ファーガソンが批判的なファンに対して反論する

今週末にシカゴにあるユナイテッドセンターで開催されるUFC238では、トニー・ファーガソンとドナルド・セラーニが対戦します。

ファーガソンは家庭内暴力の問題があって以降、ソーシャルメディアなどで多くの批判を集め、さらにまだ戦うことに対して疑問に思っている人もいます。

ファーガソンは今週水曜日(日本時間木曜日)に、『MMA Junkie』のインタビューで挑戦的なメッセージを送りました。

「私は彼らに文句を言うよ。自分が対処できない他人の心配なんてしなくても良い。それは彼らの問題ではないのだからね。私がどうなるのかについて心配したいのか?それなら私のペイパービューを購入してくれ。そして私にいくらかお金や何かを送ってくれ。何を送ってくれても構わない。私からは何もあげれないけどね。とはいえこのような愚かな質問をするのはやめて欲しい。それでも私にそのような質問を続けたいんなら、ふざけんなって言ってやるよ」

ファーガソンはこれまで家庭内の問題によりしばらく試合から遠ざかっていました。しかし再び戦うための準備は出来ていると語っています。

「私が戦うための準備が出来ていなかったって?これまで長い間この仕事をやってきたんだ。さまざまなことによる浮き沈みを見てきた。私は人生経験を積んできたから、どんな状況からでも立ち直る方法を知っているよ」

「みんな私が何をしているのかいつも疑問に思っている。これについてははっきり言うが、私にも多くのプライバシーがある。このスポーツをやっていれば誰でも同じ気持ちになるだろう。妻と話し、子供とも話し、今はそれを楽しんでいる。なぜなら今はそれほど忙しくないからね。でも私がやっていることに対して、みんなが私の腕を引っ張ってくる。彼らはただ知りたいだけなんだ。それを助けることができないのにね。そして彼らが知って、そこには何もないことに気がつくと、彼らはその後で最悪な気分になるんだ」

「私にはまだ小さな夢がある。それにつながりを感じるのが好きなんだ。誰にも理解できなかったり、誰も知らなかったりするけど、私にとって特別なことがいくつかある。それはそのままにしておくつもりだよ。でもそれは素晴らしいものなんだ。私はこのスポーツが好きだし、今回は私たちがサインして申し込んだものだ。それはまさに人々が得ようとしているものだよ」

なおUFC238ではその他に、ヘンリー・セフード対マルロン・モラエスによるバンタム級チャンピオンシップ、ヴァレンティーナ・シェフチェンコ対ジェシカ・アイによる女子フライ級チャンピオンシップなども予定されています。