インタビュー・コメント

アマンダ・ヌネス「ヘッドキックは練習していた」

ラスベガスで開催されたUFC239では、アマンダ・ヌネスがホリー・ホルムを第1ラウンドTKOで勝利してタイトル防衛に成功しました。

試合はヌネスがホルムの即頭部にヘッドキックを決めたことが勝因となりましたが、ホルムはこれまでMMAキャリアで一度もノックアウトされたことがありませんでした。

試合後の記者会見でヌネスは、これまでとは違うホルムだったと語っています。

「今夜の彼女は違っていたようだった。ホリーはたくさん動くと思っていた。中に入ったり、外に出たり、私にクリンチしようとしたりね。でも彼女はそこに留まっていた。だから私が何か手を打たなければならず、プランBを行ったんだ。彼女は少し違っていたけど、今夜の彼女は私にとってはベターだったね」

「今週末に私はホテルの部屋にいて、ニーナ(アンサロフ)と一緒にフック、ストレート、そしてフィニッシュのヘッドキックの練習をしていたんだ。彼女がそうやって動くことをわかっていたからね。私が寝る前にはいつも毎回何度もそれを練習していた。これで彼女を捉えることができるかもしれないと思っていたからだ。私には世界で最高のコーチがいて、私たちはこれを何度もやってきたけど見せる機会がなかった。でも今夜は見せることができて良く眠れるよ。それについてはとても満足している。私たちはみんなホリーがかなりタフな相手であることは理解している。でも今夜は私の夜だったね」

今後についてヌネスは、保持するバンタム級とフェザー級の両方を注意深く見ていく考えであると語っています。

現時点で注目しているのは、デ・ランダミー対アスペン・ラッド、クリス・サイボーグ対フェリシア・スペンサーであるとしています。

「これらの試合は間違いなく注目することになるだろう。これによって私の次の対戦相手になることも可能だ。どうなるのかそのうちわかるだろう。彼女たち全員を注視しているよ」

またヌネスはMMAファイターになろうとする女性に対してどんなメッセージを送りたいのか尋ねられました。

「正直なところ、自分の人生にとても満足している。信じられないほどだ。私は同じことを何度も繰り返すんだ。楽しい乗り物のような感じだよ。MMAを始めたいと思っている女性全員に私が伝えたいメッセージは、ただ自分を信じることだ。練習でベストを尽くす。これをやり始めるのに最適なジムを見つけることが正しいことだね」