インタビュー・コメント

ホロウェイ「タイミングが来れば再びライト級にいく」

次回ペイパービューのUFC240でチャンピオンのマックス・ホロウェイは、フェザー級タイトルの防衛戦でフランキー・エドガーと対戦します。

4月には暫定ライト級チャンピオンシップに敗れたホロウェイでしたが、今後も再びライト級に挑戦する可能性を示唆しています。

今週木曜日(日本時間金曜日)にロサンゼルスで行われたメディアランチでホロウェイは次のように語りました。

「それは過去のことだ。みんな私の試合を見るときに、私の過去の全ての試合を振り返る。でも私は毎回違う選手と戦うんだし、7月27日が来たらまた別の選手と戦うんだよ」

「4月に戦った彼の前に私がもう一度立ったら、今度は彼をぶちのめしてやる。そうなれば最高なことだし、それは起こるものだ。このスポーツや人生はシューツ・アンド・ラダーズ(すごろくゲーム)のようなものだね。より大きなラダーに登るためには、時に滑り落ちなければならないこともあるんだ」

「155ポンドは遠いものではない。たったの10ポンドの違いだ。タイミングが来ればそこに戻ることになるだろう。上手くいけば、遅かれ早かれ何かが起こるかもね。もしもう一つのベルトをかけて戦うために10連勝が必要ならば、10試合して2階級チャンピオンになる。私が失敗を恐れないことはみんながよくわかっているだろう。一生懸命仕事に取り掛かるつもりだよ」

フェザー級にはエドガー以外にも勢いのある選手が揃っており、最近ではヴォルカノフスキー、マゴメドシャリポフ、コリアン・ゾンビなどが今後のタイトル挑戦者候補に挙がっています。

しかしホロウェイは自分のベルトを防衛したかったことが第一にあり、その中でも以前対戦が決定していたにもかかわらず実現しなかったエドガーとの試合が最もやりかったと語りました。

「いつも手つかずの仕事に取り組みたいと思っていた。新しくやって来て結果を出している選手も多くいるけど、フランキーはレジェンドだ。彼は3倍魅力的だよ。この試合をブッキングするために2回必要だったんだから待ちきれないね」

「私がいつも言ってきたことだが、チャンピオンはチャンピオンであり、キングは自分の領土を守るのがキングだ。つまりベルトを防衛するということだ。それこそが本当のキングであり、私がこの階級に戻ってきてやりたかったことなんだ」

これまでフェザー級では大きすぎると言われてきたホロウェイでしたが、ライト級の試合ではダナ・ホワイトから小さすぎると言われました。

それに対してホロウェイは準備期間が短かったとしながらも、体重は結果に影響を与えたわけではなかったと主張しています。

「試合が決まったのは7週間前で、だから私には6週間しかなかった。そのときはまだ12月の試合から答えを見出していたところだったんだ。階級を上げるときに、私はより多くの筋肉などを増やすことに決めた。人々はいつも体重がどうとか探ろうとするよね。でも違いはないんだ。今回の試合の後で、もし彼らが8月にDC(ダニエル・コーミエ)と戦うために呼びかけてきたらどうだろう?私の体重が約210~220ポンドになり、体重を作って彼と戦うことになる。私の言っていることがわかるかい?これには時間がないということだ。もし世界最高のパウンド・フォー・パウンドファイターになりたいのであれば、私は言い訳に体重を使うべきだとは思わない。ただ戦うために姿を見せれば良いんだよ」

UFC240は7月27日にカナダのエドモントンで開催されます。その他にはクリス・サイボーグ対フェリシア・スペンサーなどの試合が予定されています。