インタビュー・コメント

ロバート・ウィテカー「メルボルンに借りを返す」

10月6日にはオーストラリアのメルボルンでUFC243が開催されます。

開催場所はメルボルンのマーベルスタジアムで行われ、もしチケットが完売すれば、UFC史上最大のイベントとなる可能性があります。

メインイベントを務めるミドル級チャンピオンのロバート・ウィテカーは、今年2月にもオーストラリアのメルボルンで試合が決定していたものの、当日になって手術を受けることになり、出場することができませんでした。

そのため今回のイベントではメルボルンのファンに借りを返したいと考えています。

今週メルボルンで行われたUFC243の記者会見でウィテカーは次のように語りました。

「メルボルンの観客にはショーの借りがあると思っている。そしてより大きなスケールとなって、さらに期待された試合で戻って来ることができて、これが私を興奮させるよ。UFCの歴史を作り、世界のこちら側で格闘技界最大のイベントをもたらすことを本当に楽しみにしている」

「100%の状態で挑むし、メルボルンにはショーで借りがある。だからビッグイベントをもたらすつもりだ」

「本当に素晴らしい気分だよ。手術後には自分の健康状態、フィットネス、強さに焦点を当ててきて、はっきり言って今回が私にとってこれまででベストだって言えるよ」

「手術などの逆境を克服して今のところまで戻って来れたのは素晴らしいね。正直なところ、最高の状態にあると思っている。でもそれは私にとって後味の悪い結果を残すことになった。だから早く復帰するのが待ちきれないね」

ウィテカーが対戦するのは、今年4月にガステラムに勝利して暫定ミドル級タイトルを獲得したイスラエル・アデサンヤです。

ウィテカーが最後に戦ったのは昨年6月のヨエル・ロメロ戦でしたが、その間に対戦相手のアデサンヤは4試合も戦っています。

ウィテカーはアデサンヤが最近戦ったガステラム戦についても語っています。

「アデサンヤの最後の試合は素晴らしいと思ったよ。正直言って、今年の中でもベストな試合の一つだったと思う。戦争だって思ったよ。この試合を見て彼の欠点がわかったなんて言うつもりはない。試してみようと思うものはいくつかあったが、きっと彼も何かを知っていると思う。結局のところ、これは戦いだ。全ての試合は異なるものだし、私は出場して自分のベストを尽くし、持っているものを全て出すつもりだよ」

なおその他にUFC243で予定されている試合としてホリー・ホルム対ラケル・ペニントン、アル・アイアキンタ対ダン・フッカーの試合があります。