インタビュー・コメント

ユライア・フェイバーがヘンリー・セフードについて語る

現在40歳のユライア・フェイバーは、2016年12月を最後にオクタゴンを離れていたものの、今年の7月に復帰を果たしました。

復帰戦はリッキー・シモン戦で、第1ラウンド46秒TKOで勝利を収めています。

先週末に開催されたUFCバンクーバーでフェイバーは、次の試合についてはまだ決まっていないとし、UFCのダナ・ホワイトと一緒に選択肢を話し合いたいと語りました。

「望んでいるのは彼らが望む選手と戦うことで私にお金を支払ってくれるか、もしくは私にとっておもしろい選手と戦うことだけだね。正直言うと、ダナと話をしたいと思っている。一緒に話して選択肢を探りたい。ビッグファイトをすることもできるし、たくさんのお金をもらって戦いたい選手たちと試合をすることもできる」

「それは私の考えであって、私にとっては戦う必要はないんだ。でも私は戦うことが大好きで、ハングリーなままでいて、とにかく戦おうとし続けている。もっとグラップリングマッチをするつもりだし、ジムにもいるから準備は出来ているよ。でも本当に何も決まっていないんだ」

フェイバーは現在興味がある選手として、フライ級&バンタム級の2階級チャンピオンのヘンリー・セフードを挙げています。

「ヘンリー・セフードには世界タイトルが2つにオリンピックの金メダルがあり、私はこれまでに若いレスラーを目標に設定することは決してなかった。でもおそらくそうするべきかもしれないね」

「2つのベルトと金メダルを拾い上げて黙らせるのは魅力的だ。私にとって正しい方向への大きな一歩になると思う。それは素晴らしい試合になるだろうね」

「彼は当然125ポンドの選手だが、私は大きな135ポンドの選手だ。彼はレスリング出身で、私は柔術に優れている。それは良いマッチアップになると思うよ」

セフードは一度フェイバーに対戦を呼びかけたものの、その後はドミニク・クルーズ、さらにはヴァレンティーナ・シェフチェンコやジャン・ウェイリーともジェンダーマッチとして話をしていました。

こんなセフードに対してフェイバーは、ただ注目を集めたがっているだけだと語っています。

「ヘンリーのことは昔から知っているよ。彼が実際にやっていることはスマートだね。ヘンリーは私にとって重要なことをしようとしている。それは125ポンドの階級を再建することだ。彼が史上最高のチャンピオンの一人であるデメトリアスにできなかったとして責任をなすりつけるのはフェアではないと思う。でも彼はそういった話をすることで大勢の人々の関心を示すことができているんだ」

「私は復帰した試合の後に彼の名前を言及した。彼はこのディビジョンで歴史上最高のファイターの一人であるドミニク・クルーズについて語っていた。彼は不純な動機で彼について話していたが、そうなることはわかっていた。彼は認知度を高めて影響力を獲得するためにしたことなんだ。彼は私に呼びかけ、その1週間後に私はその呼びかけに答えた。その後彼はいろいろな人に呼びかけ始めたんだ。もし彼が対戦を望むなら実現するだろうね」