インタビュー・コメント

イェンジェイチックがジャン・ウェイリーについて語る

元UFCストロー級チャンピオンのヨアナ・イェンジェイチックは、再びタイトルを獲得することを目指しています。

そして先月中国で開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、新しくジャン・ウェイリーがジェシカ・アンドラージを下して新チャンピオンとなりました。

イェンジェイチックは『MMA Fighting』のインタビューで、新チャンピオンになったウェイリーと敗れたアンドラージについて語っています。

「アンドラージとジャンの試合が行われた前日、私はこの試合が第1ラウンドでフィニッシュすると言って、ジャンにお金を掛けていました。ジェシカ・アンドラージの強さは知っていますが、ジャン・ウェイリーの大きさには驚きました。アンドラージは少し小さいですが、とても筋肉質でストロー級の中では大きい方です。しかしジャン・ウェイリーは非常に強く、切り札を持っています」

「ジェシカがソーシャルメディアで試合前にトレーニングを公開していたのを見たとき、それをすごいとは思いませんでした。もし彼女が本当にベルトを防衛したいのなら、もっと時間を費やすべきだと思っていましたが、彼女はそうしなかったのです」

UFCのダナ・ホワイトは、ジャン・ウェイリーに対して多くの選手が対戦を断っていたことを明らかにしました。

イェンジェイチックもその一人であると認め、ウェイリーとの試合を断った理由について語っています。

「彼女は良い選手ですが、真相は彼らがその試合の前に私に対してジャン・ウェイリーとの試合を3回もオファーしていたことであり、実際には彼女が私を求めていたということです。でも彼女は今チャンピオンだから、私を必要としていなかったと見えるかもしれません」

「時々いろんな人から(Twitterで)彼女が今どういう人か知っている?って聞かれることがあります。もちろん彼女が誰なのかは知っていますが、私はオクタゴンで戦います。プロのアスリートであり、ビジネスウーマンであるため、自分のことはよくわかっています。私はTwitterで戦うことはありません」

「もし他の選手が私に呼びかけるなら、それは自分が強い立場にいることを示しているため嬉しいことです。なぜ彼女たちが私に呼びかけるのか?彼女らは私が別のレベルをもたらしてくれるとわかっているからです。元UFCチャンピオンである私に勝てたら彼女たちはラッキーですからね」

「それによって彼女たちはより多くの報酬を受け取り、より多く世間に露出することができるでしょう。もちろん彼らは私にジャン・ウェイリーとの試合をオファーしてきましたが、私の目標はベルトをかけて戦うことでした。今私はウォーターソンと戦う予定であり、その後ベルトを獲りに行きます。ゆっくりとですが一歩ずつ目標と夢を実現します」

「要するに中国に新しいUFCパフォーマンスインスティテュートができたために、おそらく彼らは良い試合を必要としており、この中国での試合でタイトルマッチを行っただけなのです。それに彼女が勝って、私はとても嬉しいです。彼女はとても強く、非常にダイナミックで、良いパンチャーだったと思います。私が彼女と対戦する前に、UFCとこのディビジョンにとって彼女が良いチャンピオンになることを願っています」

なおイェンジェイチックは、10月12日にフロリダ州タンパで開催されるUFCファイトナイトで、ミシェル・ウォーターソンとの試合が決定しています。