インタビュー・コメント

ジョゼ・アルドが次の試合に向けて意気込みを語る

元UFCフェザー級チャンピオンのジョゼ・アルドは、UFC245でマルロン・モラエスと対戦します。

これまでフェザー級で戦ってきたアルドにとって今回は、階級を落としたバンタム級での試合となります。

試合が近づくアルドは『MMA Fighting』のインタビューで様々な話題について語りました。以下はそのハイライトです。

階級の変更について、10ポンド減らすことになります。減量についてはどうですか?

「プロセスはまだ進行中で現在は最終段階に入っている。減量はスムーズに進んでいるよ。私はこれまでダイエットをしたことがなく、もっと困難なものになると思っていた。いつもはファイトウィークに減量していたが、今回はきちんとダイエットしないといけない。それは信じられないほど素晴らしく、私はさらに速く強くなって元気だ。素晴らしい専門家が私の側でサポートしてくれるから問題ないよ」

試合が近づいている今、食事面で最も変わったことは何ですか?

「2ヵ月間ダイエットをしていて、すでに多くのことを変更してきたが、それほど違いはなかった。今週は新たな方法を行っているが問題ないよ。適切なタイミングに食事をとり、ヘルシーな物だけを食べているんだ」

試合の1週間前にステーキハウスにいけないことが最も厳しいことですか?

「たしかに私はいつもそうしてきたが、今回はできない。もしサラダだけのビーガンステーキハウスがあればいいけどね。今はサラダをたくさん食べているんだ。1日に約2ポンド(約900g)のサラダだ。でも土曜日の試合の後に行けるからね」

階級を落としてセフードと戦うことについて話していました。何が気持ちを変えて、代わりにマルロンと戦うことにしたのですか?

「それは心変わりではなかった。できればセフード、マックス・ホロウェイ、ハビブなどのチャンピオンだけと戦いたかった。誰でもチャンピオンと戦いたいと思っているよ。しかしセフードは現在手術を受けたことで戦うことができない。私は今年戦いたかった。マルロンが試合を要求し、私がそれを受け入れたんだ」

今年初めにはボクシングと契約したいと語っていました。それについては気が変わったのですか?

「40歳になるまでに戦いたいと思っている。今33歳になったからあと7年後だ。私はまだボクシングを夢見ているよ。そしてすぐに実現するだろう。でももう少しここで戦うつもりだ。再びチャンピオンになるまでね。そして今回がバンタム級で最初の戦いだ」

フェザー級に復帰すること、マクレガーやハビブと戦うことについて考えますか?

「どっちの選手もないね。ハビブは素晴らしいアスリートであり、ライト級で圧倒的な存在感を放っている素晴らしいチャンピオンだ。マクレガーはまだ戦えるかどうかさえわからない。もう一度やりたいと思うのはマックス・ホロウェイだ。私が誰かに2回も負けたことはなかった。いつかフェザー級で彼と再び戦うことを夢見ているんだ」

ヴォルカノフスキーとの試合から6ヵ月が経過しました。あの日はなぜあんなに悪いパフォーマンスをしたと思いますか?

「私があまりにもバカだったんだ。膝の手術を受けて、みんな戦わないように私に言ったのだが、私はバカだったから試合を求めたんだ。誰のせいでも、負けた言い訳でもない。試合を受け入れときには準備をしなければならない。私は勝てると思ったし、よく練習していたが、練習した全てを出せなかったのが完全な間違いだったね」

ヴォルカノフスキーに負けていなかったら、今バンタム級として戦っていると思いますか?

「それは全く関係ないよ。だから私は敗北が良いタイミングで来たと言っていたんだ。場合によっては3歩戻って、2歩進んだ方がいいこともある。そこから学んだよ。デデ(マネージャー)がバンタム級で戦うというアイデアをすぐにくれたんだ」

技術的に言えば、マルロンよりも有利だと思いますか?

「私に有利なんてことはない。行う全ての試合は常にフィフティフィフティだ。誰かが勝つこともあれば、誰かが負けることもある。各ファイターには独自のスタイルがあり、そこでベストを尽くす。お気に入りというのはなく、試合が進むにつれてどうなっていくのかわかるだろう」

自分が勝てると思いますか?ノックアウトを想定していますか?

「まず第一に、敬意を払わなければならない。これについて話すのが好きなみんなや記者の想像に任せるよ。私は本気であり続けなければならないし、出場して自分がやるべきことをやって勝たなければいけないんだ」