インタビュー・コメント

アデサンヤがロメロを対戦相手に選んだ理由を語る

UFCミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤは、これまでケルヴィン・ガステラム、アンデウソン・シウバ、ロバート・ウィテカーなど実力者と対戦して勝利を収めてきました。

そして3月7日にラスベガスで開催されるUFC248のメインイベントでは、ヨエル・ロメロとタイトル防衛戦を行う予定です。

アデサンヤは『Submission Radio』に出演して、次のロメロ戦がこれまでの試合と比べて厳しい試合になるとは考えておらず勝つ自信を示しています。

「これまでに厳しい試験がいくつもあった。現時点でケルヴィン(ガステラム)との試合が、これまででフィジカル的に最も過酷な試合だったと思う。メンタル的にはアンデウソン(シウバ)との試合が最もタフな戦いだった。でもどうなるかはそのうちわかるよ。彼(ロメロ)との試合がそうなるとは思わない。簡単ではないと思うけど、簡単そうに見えるようにやってのけるよ」

「ロバート(ウィテカー)との試合について言わせてもらうと、誰もが私に対してロバートには勝てないと言っていた。しかし私はその試合を簡単にやってのけると言った。そして実際にどうなったか?言ったとおりになったね。今回の試合についても同じように感じているよ」

ロメロは最近4試合で3敗と成績が良くありませんが、アデサンヤは多くの選手が恐れているファイターであるため、ロメロを次の対戦相手として選んだと語りました。

「(UFCの幹部に)その試合を売り込むのは難しかった。多くのタイトル挑戦権を得た選手に、挑戦権を与えることはできないって感じだったからね。それに彼はごまかすことでも知られているし、彼らはその試合は売れるとは思っていなかった。でも私が彼らにその試合を売るって言ったんだ。なぜなら彼はみんなから、私を打ち負かして欲しいと望まれているヤツだからね」

「彼らは彼を見に来るわけではない。彼が私をやっつけることを望んでいるから、彼らは私を見に来るんだ。なぜなら私が最初にUFCで試合を行ったときから、彼らは『彼をロメロと戦わせろ』『彼を引きずり降ろして終わらせるんだ』って言っていたからね。彼はそういうヤツなんだと思う。それに彼はダレン・ティルや多くの選手を怖がらせている。誰も彼と戦うことを求めていないから、私はみんなと違うことをしているんだよ」