インタビュー・コメント

アデサンヤがロメロ戦の批判について「アクティブに戦いたい」

UFC248のメインイベントでは、イスラエル・アデサンヤ対ヨエル・ロメロによるミドル級チャンピオンシップが行われます。

以下はフェイスオフです。

勝利したパウロ・コスタではなく、敗れたロメロとの防衛戦について一部では批判があるものの、チャンピオンのアデサンヤは公開練習後のメディアスクラムで、試合多く闘うチャンピオンになりたいと語りました。

「これは前例になるべきではないけど、UFCミドル級の景色がおかしくなっていたことは理解しなければならない。私は過去のチャンピオンのようにはなりたくないと思っている。アクティブに戦いたい。以前私が1年に4試合戦いたいと言ったとき、実際にそうしたのを見たことがあるだろう。あと1日余分にあれば1年で5試合することができただろうね。私にはまだそれができる。アクティブなチャンピオンになりたいんだ。GSP(ジョルジュ・サンピエール)がやったように、デメトリアス(ジョンソン)がフライ級で、アンデウソン(シウバ)がミドル級でやったように、この階級を正当なものにしたい。ミドル級ディビジョンを素晴らしいものにしたいんだ」

またアデサンヤはロメロとの試合後に、次の挑戦者として濃厚なパウロ・コスタに呼びかけるかどうか尋ねられました。

コスタは昨年8月にヨエル・ロメロに勝利したものの、その後負傷により長期欠場となったことからUFC248はロメロが挑戦者となりました。

アデサンヤはコスタがUSADAから処分を受けることになると考えており、その前に対戦を実現させたいと語っています。

「前回の試合(UFC243)の後で彼に呼びかけたんだけどね。USADAが実施する前に動くつもりだと、神に誓っているよ。そうする最初の選手になりたいね。彼は次の順番にいるけど、(試合後のインタビュー中には)彼のことを何も気にしないかもしれない。すでにメルボルンで呼びかけているからね。もしおかしなことをしようとするなら、もう一度動くことになるだろう」

なおコスタは、2017年に行った計量後12時間で100mlを超える点滴が禁止行為に当たるとして、USADAから6ヵ月間の出場停止処分が科されたことがありますが、禁止薬物に対する陽性反応は一度もありません。