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コーミエが50回目のクリーンサンプルの提供を達成する

元UFC2階級チャンピオンのダニエル・コーミエは、USADAに提供したサンプルが50回目のクリーンだったとして表彰されました。

この記録を持っているのは、同じく今年50回目を達成したホリー・ホルムのみとなります。

コーミエはUFCとUSADAがパートナーシップを結んだ年に4つのクリーンサンプルを提供し、その後は2016年に11、2017年に13、2018年に16、2019年に9、2020年に1つ提供しました。

多くのファイターが検査で陽性反応となる中で、コーミエは一貫してクリーンファイターであり続けました。

今回の受賞に対してコーミエは、普段から摂取するものに関して高い意識を持っていることを明らかにしています。

「高いレベルで長い期間戦うことができるようにするために、合計85回の検査全てでクリーンだった。私にとって正しい方法を行うことは、非常に大きな意味のあることだ。若いアスリートを励ますような人でいるためには、自分が正しいことをしなければならない。この名誉をとても誇りに思うよ」

「子供のとき、私はスーパーマンだった。サプリメントを服用する必要さえなかったからね。ただやるべきことをやっていただけだった。でも今は年を取って、多くのことをしなければならない。そして私が何かを摂取する前にはジェフ(ノヴィツキー、UFCのアスリートヘルスパフォーマンスのバイスプレジデント)に連絡して確認するんだ。彼は非常にオープンだし、詳しくてUSADAのウェブサイトにアクセスできる。摂取しようとしているサプリメントが問題になるかどうかを確認してくれるんだ。間違いを犯さないための手助けはあるけど、私は栄養士がくれたものを摂取しているよ」

コーミエはアスリートキャリアの間に、お金やタイトルのためにリスクを負うつもりは全くなかったと語りました。

「私が今この場所に来るまでに、たくさんの贈り物をもらい、多くの天賦の才能に恵まれた。自分自身を向上させようとすることでそれを見放したくはなかったし、ごまかすことはできない。お金やいくつかのチャンピオンシップのために長い間健康を危険にさらすつもりはなかった。それにそれらはもうたくさん持っているよ。私は自分の人生をスポットライトの下で生きることができた。事実を正しく捉えておけば誘惑されることはないんだ。そのようなことはしたくなかったね」