インタビュー・コメント

ダニエル・コーミエがジョーンズの逮捕についてコメント

先週UFCライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズは、飲酒運転や銃の使用などの罪で逮捕されました。

ジョーンズは一旦釈放されたものの、4月8日に法廷でその容疑について弁論を行う予定です。

長年ジョーンズのライバルであるダニエル・コーミエは『ESPN』のインタビューで、再びジョーンズが逮捕されたことについて次のように語りました。

「彼が再びトラブルに巻き込まれるのを見て、私の周りにいる多くの人が祝福するようなメールを送ってきたが、私がそうしたわけではないよ。私は彼がまたトラブルに巻き込まれたことを祝福していない。誰かが最も苦しい時期に、祝福したり不幸を笑ったりするようなことはするべきではないと思うね。再びあの状況で彼を見ても何の喜びも見いだせなかったのは、ただ悪いことだからだ。彼だけじゃない。彼には娘がいる。婚約者もいる。彼の家では彼の振る舞いによって影響を受けていることがたくさんあるんだよ」

これまでにも何度も事件を起こしてきたジョーンズですが、コーミエはすぐにジョーンズが変わることはないと語ります。

またジョーンズに取り返しがつかなくなる前に、UFCが思い切った行動を起こすべきだと主張しました。

「それは変わらないよ。彼の周りの人間が変わらない限り、変わるものではない。ジョーンズとのライバル関係について考えることは、別に私はどこかにいる黒人の権力者ではないが、多くの点で彼を嫌っている。大スターになる可能性や才能の多くをムダにしていると思っているよ。しかし私は彼を軽蔑すること以上に、そのような状況にいる若い黒人選手を見るのがイヤなんだ。そういったことは見たくない。多くの人が期待しているし、それが若いアスリートのための方法であって欲しくはない。彼を見ていると混乱しているようにしか思えないね。ドワイト・グッデンやダリル・ストロベリー(ともに元MLB選手)たちをもう一度見ているようなものだよ」

「彼には問題がある。私がどう感じようと、誰かが思い切った行動を起こすまでは変わらないね。彼の個人的な人間関係について話したくはないが、それで彼の人間関係が変わることはないだろう。現時点ですでに全ての問題が引き起こされていると思う。UFCは行動を起こすべきだ。今後も取り返しのつかないことになるまでエスカレートし続けるだろう」