インタビュー・コメント

ドナルド・セラーニがペティス戦に向けてコメント

5月9日に開催されるUFC249では、ドナルド・セラーニ対アンソニー・ペティスの試合が行われます。

セラーニにとっては今年1月のUFC246でコナー・マクレガーに40秒で敗れて以来の試合となります。

セラーニは『MMA Fighting』のインタビューで、負けたことにショックを受けているとしながらもすでに次に向かって進んでいると語りました。

「40秒でやられたことで私の脳は間違いなく混乱していたよ。でも今は良い状態だ。目は十分回復したし、心はまだ傷ついているが、それが男のスポーツだ。なんとかするよ」

「弱音を吐かずに動き続けることしかできないんだ。それについてくよくよ考えることはできない。じっとしながら気にかけるなんてことはできないね。私だってやるときにはやるよ。そっとしておいて欲しいが、結局のところその試合に出場して戦っていたんだ。最高の選手と一緒に戦えたことを誇りに思っているよ」

「このスポーツで戦っている自分を誇りに思っている。父親としても誇りに思うよ。私は人々に希望を与えて戦い続けている。それが私の仕事だからね」

UFC249で決定している対戦カードの多くは、すでに中止になった試合や当初のUFC250で予定されていた試合です。

しかしセラーニ対ペティスは短い準備期間で試合が決定することになりました。

セラーニは当初もっとあとに戦うことを考えていたものの、UFCからの連絡で戦う決断に至ったと語りました。

「5月9日に戦う準備ができていた。それは私が準備ができる最も早いタイミングだった。それ以外は戦うことについて考えていなかったね。数週間休みを取って遊んでいたが、おそらく6月か7月頃に戦えればって考えていた。でも彼らが5月に戦わないかと連絡をくれたから戦おうと思ったんだ。戦わない理由がないだろう?全てが丸く収まったんだ」

セラーニ対ペティスは2013年に一度対戦が実現しており、そのときは第1ラウンドTKOでペティスが勝利しています。

セラーニは前回の負けを取り返したいとし、戦う準備は出来ていると語りました。

「負けることが最悪だから、相手が誰かなんて気にしないよ。だから絶対に取り返したいと思っている。この試合を楽しみにしているんだ。今回は私の得意分野だ。急な試合で誰も準備ができていないなら、メンタル的には私が一番強いはずだよ。良い状態だし、ハングリーだ。戦う準備は出来ているよ」