インタビュー・コメント

ヘンリー・セフード「クルーズとは戦いたいと思っていた」

UFCバンタム級チャンピオンのヘンリー・セフードは、5月9日に開催されるUFC249でドミニク・クルーズとタイトル防衛戦を行います。

クルーズにとっては2016年12月にコーディ・ガーブラントに敗れてタイトルを落として以来の試合となります。

セフードは今週行われたメディア向けの電話会議で、最初からクルーズと戦いたいと思っていたことを明らかにしました。

「ドミニクとは最初から戦いたいと思っていた。素晴らしいストーリーラインだと思ったからね。私たちは2人ともアリゾナ出身で、彼は偉大なチャンピオンだし、私はNo.1コンテンダーのマルロン・モラエスを倒した。モラエスを倒した後は、No.1コンテンダーがいなかったからね」

「当初の計画では彼と戦うつもりだったんだが、ジョゼ・アルドがNo.1コンテンダーのマルロン・モラエスと善戦した事実を見て、私はアルドと戦おうと思った。そしてアルドと戦うことになったんだが、ドミニクには留まっていてくれよって言ったんだ。なぜならもし何かあったら、次は彼が良いと思っていたからだ。結局ジョゼ・アルドがビザを取得できず、ドミニク・クルーズと戦うことが認められた。彼とはずっと計画のままだったんだが、ようやく戦えることになったんだ」

現在バンタム級は多くのコンテンダーがタイトル挑戦を狙っており、その中にはランキング2位のアルジャメイン・スターリングや3位のピョートル・ヤンがいます。

しかしセフードはまず元チャンピオンであるクルーズと戦うことが先であり、コンテンダーの彼らは順番を待つべきだと主張しました。

「彼らにはチャンスを待って欲しい。キングが彼らにひざまずくよう命じるのを待って欲しいね。アルジャメイン・スターリングは私がノックアウトしたヤツ(モラエス)にノックアウトされたんだから、順番を待つべきだ。そしてピョートル・ヤンはもっと英語を学ぶ必要がある。彼は全然ダメだし、41歳のヤツ(ユライア・フェイバー)を倒してタイトル挑戦を期待しても無理な話だね。私からすれば4年も戦っていないヤツ(クルーズ)と戦う方がよっぽどマシだよ」