インタビュー・コメント

トニー・ファーガソン「自分のベルトこそがホンモノだ」

5月9日のUFC249では、暫定ライト級タイトルをかけてトニー・ファーガソンとジャスティン・ゲイジーが対戦する予定です。

この試合に勝利した選手は、今後ライト級チャンピオンであるハビブ・ヌルマゴメドフとのタイトル統一戦を行うことが期待されます。

今週行われたメディアとの電話会議でファーガソンは、中止になったヌルマゴメドフとの試合に対して6回目のブッキングについて質問されたとき、次のように語りました。

「そのクソみたいな質問には応えるつもりはない。UFC249のことだけを気にかけている。ジャスティン・ゲイジーとの試合だよ」

ファーガソンはあくまでも2017年10月に自身が獲得した暫定タイトルが本当のベルトであると主張し、アンソニー・ペティス、ドナルド・セラーニ戦に次いで今回が3度目の防衛戦であると語りました。

「フ〇〇ク、ハビブ。自分こそがホンモノだ。今回が3度目のベルト防衛戦だよ。そしてこれこそがホンモノのベルトだ。暫定タイトルをかけた試合ではない。ホンモノのチャンピオンシップなんだ。あいつはクソ野郎だ。彼とマックナゲット(コナー・マクレガー)は、2人とも引退しなければならない。ホンモノは出場する自分とジャスティン・ゲイジーだけなんだ。アメリカ人が最高だね」

ファーガソンは当初ヌルマゴメドフとの試合が決定していたものの対戦相手がゲイジーとなり、その後は4月18日のイベントが延期になったりしがらも、最終的に5月9日にようやく試合が決定しました。

しかしファーガソンはその間ずっとトレーニングを続けてきたと主張し、戦う準備は万全であると語りました。

「急に決まった試合ではなかった。6~7ヵ月間ずっとトレーニングを続けてきたんだ。ハビブと戦うことが決まってすぐ、12月にはすでにトレーニングをしていたからね。間違いなくコンディションも筋力もあって、私の体は完全に変わったよ。自分のそばにはストレングス&コンディショニングコーチはいなかったから、トレーナーには毎回練習のたびに厳しい目で見てもらっていた。1日に12時間やった日もあったし、本当に大変だったんだ。でも私はそれをやってのけた。世界でも最高のチームの一つと出会えたことは、自分にとってとてもラッキーだったし、準備は出来ているよ」

「かつてアルティメット・ファイターに出場して170ポンドであのトーナメントに勝利したことがあった。だから目の前に誰がいようとも関係ない。ベストを尽くすだけだ。どうなろうとも、最後には自分が勝者になるつもりだよ」