インタビュー・コメント

ウィテカーがティルよりも自身が優れていると主張する

今週末にアブダビのファイト・アイランドで行われるUFCファイトナイトのメインイベントでは、ロバート・ウィテカー対ダレン・ティルのミドル級マッチが行われます。

ミドル級はすでにランキング2位のパウロ・コスタがタイトル挑戦することになっていますが、1位のウィテカーと5位のティルによる注目の一戦です。

今週火曜日(日本時間水曜日)に行われたメディアデーでウィテカーは、ティルの左パンチを警戒しながらも、自分の方が多くの引き出しを持っていると語りました。

「彼の左手は最大の脅威であり、それは彼自身もわかっていることだ。ただ彼が私に対処するよりも私の方がはるかに良いと思っている。なぜなら私の最大の脅威の方が数が多すぎるからね。私には危険な打撃がたくさんあるし、とてもクリエイティブだ。相手につけこむ策略もたくさんある。彼には左手があるけどそれだけだよ」

「彼は左手を使うのが得意だし、彼の価値を落とすようなことは言わないよ。彼はそれでたくさんの選手をノックアウトしてきたんだから、私もそれに注意を払わなければいけないし、敬意を表するべきだ。しかし私のたくさんの策略に対しても彼は注意しなければならないね」

ウィテカーは当初3月のUFC248でジャレッド・キャノニアと対戦する予定だったものの、理由は明らかにされないまま欠場することが発表されました。

しかしウィテカーはその後のインタビューで、バーンアウト(燃え尽き症候群)によって試合を欠場したと明らかにしています。

ウィテカーはしばらく試合から離れたことで気持ちが再燃し、以前のように高いモチベーションを保てていると語りました。

「再び戻って来れてハッピーだよ。このスポーツに対する情熱が再燃したんだ。今はメディアウィーク、減量、隔離された生活を楽しんでいるよ。これは大きな変化だ。ハッピーな気持ちでオクタゴンに行って仕事をするつもりだし、それを楽しむよ」

またウィテカーはアデサンヤ対コスタのミドル級チャンピオンシップについての言及は避けたものの、同じミドル級にいる選手に対して次のように語っています。

「はっきり言って、ミドル級にいる選手は誰も好きになれないんだ。もし君がミドル級にいるなら、君のことはそんなに好きじゃないだろう。でも君のことは嫌いじゃないからそこは勘違いしないで欲しい。嫌いではなく、好きではないんだ。あくまでも中立だよ」