インタビュー・コメント

ドミニク・レイエスがタイトル返上のジョーンズについて語る

今週月曜日にジョン・ジョーンズが保持していたライトヘビー級タイトルの返上を発表し、将来的なヘビー級への転向を示唆しました。

そして翌日にダナ・ホワイトは来月のUFC253の試合として、ドミニク・レイエス対ヤン・ブラホビッチのライトヘビー級チャンピオン決定戦を発表しています。

当初からこのカードは予定されていたものの、レイエスはいきなりチャンピオンシップになったことについて『ESPN』のインタビューで次のように語りました。

「マジか?っていうのが最初の反応だったよ。残念だね。でもしばらくしたらまぁいいかって感じだった。ショーは続けなければならない。どちらにしても私は戦うし、ベルトを獲りにいくつもりだ。とにかくベルトを獲るのが目的だったんだ。今はジョンを倒せないのが残念だが、彼とはまた今度戦うよ」

レイエスはジョーンズとの再戦を望んでいたため、将来的なヘビー級への転向は残念だったようです。レイエスはジョーンズがヘビー級に転向する理由を推測しています。

「少しだけショックだったよ。でも同時に、私は他の人の目線で物事を見ようとしたり、何が決断につながったのかを見ようとしている。ジョンはあの試合に3-0の判定で勝ったことで他に証明するものが何もないと感じたんじゃないかと思う。もしくはベルトを奪われるかもしれないと思ったから、それを避けるために返上してヘビー級に行こうと思ったのかもね」

「彼がヘビー級に転向するのは相手がスローだからだ。彼はもはや私たちについていくことができない。私やチアゴと戦った後にスピードが速くて運動能力が高すぎると感じて、ヘビー級ならまだ自分は戦えると思ったから転向したいと言ったんだろう。ライトヘビー級よりもヘビー級の方が彼にとって有利な試合が組めるとわかっているようだね」

レイエスかブラホビッチがライトヘビー級タイトルを獲得することになれば、ジョーンズとコーミエ以外の選手が保持するのは2011年以来となります。

レイエスはまずチャンピオンになることが目標だとしながらも、チャンスがあればジョーンズとの再戦を望んでいるようです。

「100%正直に言うと、ジョン・ジョーンズについては今のところ興味がなくなっているよ。今彼は私の人生において無関係だ。だから私の考えとしては、もはや重要ではない。将来どうなるかはいずれわかるよ」

「私が考えていることは、このベルトを獲得すれば、議論が盛んに行われるようになる。みんなが『君はジョンに勝てなかった』って話題にして、ジョンも『ペイパービューならいいよ』ってなれば私たちは戦うことになるだろう。私がチャンピオンになって、ヤツが私のベルトを奪いに来たところを倒すんだ。そうしないと彼とは二度と対戦できなくなるからね。実現するかしないかだが、どちらにしても私は立ち止まらないし問題はないよ」