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コナー・マクレガーがホワイトとのやり取りを公開する

元UFCフェザー級およびライト級チャンピオンのコナー・マクレガーは、今年1月のドナルド・セラーニ戦以来出場していませんが、次の試合に向けてマクレガーが一方的に断っていたという事実はなかったようです。

マクレガーはTwitterでダナ・ホワイトとのやり取りのスクリーンショットを公開しました。それによると、マクレガーも次の試合に向けて多くの興味を示していたものの、ホワイトとの交渉が上手くいっていなかったのがわかります。

今週末に開催されるUFC253に出場するベテランファイターのディエゴ・サンチェスは、試合前の記者会見でマクレガーとの対戦に興味を示したことを受け、マクレガーはTwitterで次のように語っています。

「ディエゴ・サンチェスへ。君の最後の試合についての最近のコメントを見て私もやるよ!君が(ミシェル)ペレイラと戦った後、私は君とダブリンでの試合を要求していたんだ。これはCOVID前の2月のことで、次の活動期に向けて検討していたときのことだ。今週末は幸運を祈っているよ!」

そしてマクレガーが公開したスクリーンショットを見ると、実際にマクレガーはホワイトにサンチェスとの試合を要求しているものの、ホワイトは「もしその試合を実現するなら、私たちは(プロモーターの)ライセンスを失うべきだよ」と語り、サンチェス戦の実現を拒否しているのがわかります。

そしてスクリーンショットを見ると、マクレガーはロサンゼルスでの出場を希望していたものの、ホワイトはロサンゼルスでの開催はないとし、7月のインターナショナルファイトウィークでの復帰を望んでいると語っています。

それに加えてマクレガーはブラジルでの試合やジャスティン・ゲイジーとの試合に関心を示していたものの、最終的に実現することはありませんでした。

さらにマクレガーは、ヌルマゴメドフとの試合がなくなったトニー・ファーガソンとの対戦について、そもそも代わりとして出場することに興味がなかったことを事前に伝えていたことも明らかにしています。

「そのやり取りの結末がここにある。COVID前、引退前だ。当時提案されていたトニーのオファーを断ったことはない。数ヵ月前(2月初旬)には、一貫して2人が欠場したときの代役には興味がないと言及していた。自分の試合予定のためにプッシュしていたんだ」

ホワイトからは当初4月に行われる予定だったUFC249でヌルマゴメドフ対ファーガソンの試合のバックアップをオファーされたものの、マクレガーはファンが自分のイベントを望んでいるとし、2月の段階でそれを断っていたのがわかります。

結局のところ、マクレガーも今年戦うことを望んでいていろいろと要望はしたものの、ホワイトとの交渉が上手くいかなかったことから全て実現しなかったようです。一方的に対戦を断ったとする噂を否定しています。

「活動期に向けて猛プッシュしていた。ずっと複数の対戦相手や日程をオファーしていたが全ては上手くいかなかった。そしてCOVIDが起こり、観客を入れるために再び待たなければならないという話になったとき、その状況から立ち去ることにした。その段階で十分長く待っていたんだよ」

最後にマクレガーはTwitterで、今後中東エリアでマニー・パッキャオとのボクシングマッチを行うことを示唆しました。

『ESPN』によると、マクレガーのマネージャーであるオーディ・アッターがパッキャオ戦については実際に話し合われた内容の一つであると語ったと伝えています。

アッターはパッキャオとのボクシングマッチについて12月下旬から1月上旬に行われる予定であり、中東も開催される場所の候補の一つであると語っています。

またアッターによると、パッキャオとの試合が終わった後、マクレガーは2021年にUFCに復帰する計画だということです。