コナー・マクレガー対ダスティン・ポイエーはまだ正式な契約には至っていないものの、Twitter上では両者とも戦うことに合意しています。
試合日も1月23日になると予想されていますが、この試合はウェルター級で行われる可能性も浮上していました。
しかしUFCのダナ・ホワイトは、この試合はウェルター級では意味がなく、ライト級で行われると主張しています。ホワイトは『BT Sports』のインタビューで次のように語っています。
「ライト級だよ。キャッチウェイトで数百万ドルの試合をする意味はないし、ウェルター級でも意味はない。彼らはどちらもウェルター級にランクインしている選手ではないし、もしウェルター級で戦ってどちらかが勝っても、それはライト級では何の役にも立たない。本当に意味のないことだよ。意味のない試合をする団体はたくさんある。毎週末そういった試合を見ることができる。でもここではそうはしないよ」
また今週末にはUFC254でハビブ・ヌルマゴメドフ対ジャスティン・ゲイジーのライト級タイトル統一戦が行われます。ホワイトによると、UFC254はこれまでのイベントの中でも最大になる可能性があるようです。
ヌルマゴメドフの人気は高く、UFCのアカウントではヌルマゴメドフの動画がFacebook上で2億2200万回以上の再生回数を記録しており、その中にはUFC史上トップ7本の動画のうち4本が含まれているようです。しかも2020年だけで1億回以上の再生回数を記録しています。
さらにUFCの公式ゲーム『UFC 4』ではヌルマゴメドフが最もプレイされている選手であり、UFC公式サイトの選手ページでは過去2年間で最も閲覧されているようです。
ヌルマゴメドフの前回の試合であるダスティン・ポイエーとの試合は最大のソーシャルメディアトラフィックを生み出しており、今週UFCのInstagramにアップされたヌルマゴメドフとゲイジーのフェイスオフ動画は30分以内に100万回の再生回数を記録したようです。
「スポーツ界の人たちは、彼がスーパースターであることに気づいていないようだね。月曜日にはUFC史上最大の試合になるとのとてつもない傾向を示している。火曜日にもUFC史上最大の試合であると示している。そして今日もまた新たな情報があるだろう」
UFCはペイパービューの販売件数を公表していませんが、現在のところ2018年10月に行われたUFC229が240万件でトップの数字となっています。
今回のUFC254はアブダビでの開催であることから、メインカードの開始時間が通常とは異なる(東部時間14時＝日本時間翌3時開始)ことになるため最もペイパービューが売れるアメリカでマイナス影響が考えられますが、ホワイトは様々な数字がUFC史上最大の試合になることを示していると語っています。
「その試合が200万件を超えると私が考えているかって？それはわからない。でもこれだけは言える。データは私にそうなることを伝えているよ」