インタビュー・コメント

チャンドラー「大きな勝利を手にするチャンスが欲しい」

UFC254でハビブ・ヌルマゴメドフがジャスティン・ゲイジーに勝利した後、引退することを明らかにしたため、今後のライト級タイトルの行方がわからない状況となっています。

元ベラトールのチャンピオンとしてUFCにやって来たマイケル・チャンドラーは、最近UFCと契約したばかりですが、今後ランキングにいる選手とオクタゴンでのデビュー戦を行うことが期待されます。

チャンドラーはポッドキャスト『UFC Unfiltered』の中で、自身の過去の実績を考えると、トップ5にいる選手と戦うのに相応しいと主張しました。

「私が戦いたい選手の1位と2位は、トニー・ファーガソンとジャスティン・ゲイジーだ。マイケル・チャンドラーがどんな選手なのかをUFCファンに知ってもらうための最初の試合として素晴らしいものになると思う。君たちが私のこれまでの試合を見てきたように、私のプレッシャーから逃げようとするのが、私を倒そうとする最も良い方法だよ。ジャスティン・ゲイジーもトニー・ファーガソンも、オクタゴンの中央で私と戦おうとするだろう。楽しい時間を過ごせそうだね。どちらと戦っても素晴らしい試合になりそうだよ」

「過去を考えると、ベン・アスクレンはすぐにロビー・ローラーと戦うことができた。注目度の高い試合でトップ5入りを果たしていたね。数年前にWSOFからやって来たジャスティン・ゲイジーの実績を考えると、私の戦績や勝利数、さらにベラトールという組織にいたことから彼よりも一歩上のレベルにいると思うし、彼は初戦でマイケル・ジョンソンというトップ5の選手とすぐに対戦した。だから私がすぐにトップ5の選手と戦いたいと言う権利はあるんじゃないかと思っているよ」

チャンドラーは自分がすぐにタイトル戦を実現できることを期待していないとしながらも、大きな勝利を得るチャンスが欲しいと語っています。

「それを決めるのがUFCの仕事だ。正直言うと、私は格闘技界最大のビッグネームとディビジョンを担っている。私たちがこれまでに見たことがないほど評価が二分している選手がコナー・マクレガーだ。だからもしコナーがその階級にいるなら、彼はタイトルをかけて戦う可能性があるだろうけど、それについてはUFCを責めたりはしないよ。自分は新入りであり、序列が低いことはわかっているからね。私はただそのチャンスを獲得したいだけなんだ」