インタビュー・コメント

ホワイトが2021年に注目するべき選手について言及する

2020年はパンデミックの影響で上手くマッチメイクができなかったり、新型コロナウイルスによって試合が中止になることがあったため、2021年はビッグカードが多く組まれることが期待されます。

先日コルビー・コビントンはインタビューで、ホルヘ・マスヴィダルとの対戦を望んでいるものの、マスヴィダルが戦いたがっていないと主張していました。

しかしUFCのダナ・ホワイトは『The Schmo』のインタビューで、今後コビントン対マスヴィダルが実現することを期待していると語りました。

「マスヴィダルがその試合を嫌っているとは思わないよ。その試合の実現に取り組んでいるところだし、私たちが望んでいる試合でもある。今後はビッグファイトばかりだから、いくつかの重要な試合がまとまることを期待したいね」

2015年を最後に出場していないニック・ディアスの復帰が今でも報じられるものの、ホワイトはディアスが復帰したがっているとは考えていないと語っています。

「ニック・ディアスを見ると、出場したがっているとも準備ができているとも思わないね。ジョン・ジョーンズでさえも、メンタル的にもフィジカル的にも感情的にも100%の準備をするためにトレーニングをして戦うことになる。ニック・ディアスの試合をみんなが見たがっているとは思わないね。彼はこれまでのキャリアで多くの試合を経験して、いっぱい稼いで、超有名人になった。戦うことで得られるものは全て手に入れた。彼のInstagramを見てもなぜ彼が戻ってくるのかわからないね」

またホワイトは2021年に注目するべき選手として、カムザット・チマエフの名前を挙げています。

「当然カムザットだよ。彼のどこが好きなのかといえば、常に戦いたがっているからだ。彼がいくら戦いたがっても、同じくらいの実力のある選手の全てが彼と戦いたいと思っているわけではないから組むのが難しい。その上COVIDがある。今週みんなはなぜ彼が欠場することになったのか聞いているね。彼はCOVIDに感染したんだ。彼はジムに戻ってトレーニングをしようとしたが肺の調子が良くない。医師は彼にしばらく休むよう求めていて、1月はトレーニングを始めて欲しくないと言っているよ」

なお1月20日のUFCファイトナイトではエドワーズ対チマエフが決定していたものの、チマエフの欠場によって再びキャンセルされることになりました。

エドワーズはこのまま試合を望んでいたものの、ホワイトによると、エドワーズ対チマエフは後日改めてブッキングするということです。そのため1月20日のメインイベントはマイケル・キエーザ対ニール・マグニーが務めることになるようです。