インタビュー・コメント

ダニエル・コーミエがチャンドラーについてコメント

1月23日のUFC257では、元ベラトールチャンピオンのマイケル・チャンドラーがUFCデビューを果たすことになります。

チャンドラーはデビュー戦でいきなりライト級ランキング6位のダン・フッカーを相手にすることになりますが、もし勝利すれば一気にライト級の上位へと進むことができます。

元UFCチャンピオンのダニエル・コーミエは『ESPN』のインタビューで、チャンドラーについて絶対に勝たなければいけない試合になると語っています。

「完璧な試合だよ。ダン・フッカーはMMAのあらゆる側面からマイケル・チャンドラーに挑戦するつもりだろう。フッカーはタフな選手で、素晴らしいファイティングスピリット、意志、スタミナを兼ね備えている。最近ではUFC APEXでダスティン・ポイエーと壮絶な打ち合いをしていたね。もしマイケル・チャンドラーがこの階級のトップで戦う準備が出来てるかどうか確かめるなら、彼はダン・フッカーを倒さなければならないし、それは簡単なことではないはずだよ」

チャンドラーに勝つことを期待する一方で、コーミエはダン・フッカーも簡単に勝てる相手ではないと語っています。

「チャレンジングな試合になるだろう。どうなるかわからないね。チャンドラーにとっては、(ベラトールで敗れてライト級タイトルを失った)パトリシオ・ピットブル戦を除けば、これまでで最もタフな試合になるだろうね。一方でダン・フッカーは今最盛期を迎えており、ダスティン・ポイエーとのメインイベントの試合では25分間戦い抜いたし、今回はチャンドラーにとって優にこれまでで最大の試合の一つになるだろう。彼はまたコナー・マクレガーと同じ日に戦うことになる。もし彼が仕事をきっちりこなせば評価が高まることになるだろう。でももしそうでなければ、高い評価を得ているフリーエージェントを雇っても上手くいかない状況に戻ってしまうだろうね」

かつてスターへの階段を登ったハビブ・ヌルマゴメドフを引き合いに出し、チャンドラーもフッカーも、もし勝利すれば同じ日に試合を行うコナー・マクレガーに対戦を呼びかけるべきだと語りました。

「友人のハビブが今では世界で最大のスター選手の一人であることは言うまでもないが、UFC205のことを覚えているだろうか?ハビブはプレリムに出場していたが、突然コナーへ同等に対戦を要求したんだ。ハビブは当時まだチャンピオンではなかったし、若いヤツだった。チャンドラーがセミメインイベントに出場することは、彼にとって完璧な場所だよ。それはダン・フッカーも同じだ。もし私ならダン・フッカーに勝てば、すぐにマクレガーに呼びかけるね。マクレガーは反応する能力がある。彼は何か言い返すだろうから、それによって自分を高めてくれることになる。これまで見たこともないようなヤツと一緒にスターレベルの試合へと進めるんだ。だからもし私がマイケル・チャンドラーなら、彼と同じ日に戦えて良かったと思うし、彼に呼びかけるだろうね」