インタビュー・コメント

ブランドン・モレノ「次は11月に戦いたい」

UFCフライ級チャンピオンのブランドン・モレノは、今年中に初のタイトル防衛戦を行うことを考えています。

前回の試合は先月のUFC263でデイブソン・フィゲイレードを相手に第3ラウンドサブミッションで勝利し、初のタイトルを獲得しました。

モレノは今週行われたメディアとのインタビューで、フィゲイレードとの再戦について語りました。

「フィゲイレードは前回の試合で負けているから次の試合を望んでいるのは明らかだ。だが前回の試合では第1ラウンドから打撃、グラップリング、レスリングで彼を圧倒したから、もちろん彼との再戦には前向きだよ。でも彼はその前に誰かと戦わなければならないと思うね」

フィゲイレードはチャンピオンだったときにバンタム級への挑戦も検討していたものの、モレノはまずフライ級タイトルを保持し続けることに興味があると語っています。

「一発屋にはなりたくないんだ。レガシーを築きたいね。デイブソンに勝って人生を変えたけど、その後で負け始めるようなヤツにはなりたくないんだ。だから自分でコントロールできることは全てやっておかなければならないと思っているよ」

モレノは次に戦う相手について元バンタム級チャンピオンのコーディ・ガーブラントをはじめ、様々な選手の名前を挙げています。

「コーディ・ガーブラントはこの階級に加わりたいと思っていて、キャリアの中ではベストな状態ではないことはわかっているが、知名度がある選手だ。彼は元チャンピオンだし、名声がある。彼は選択肢の一人だね。パントーヤやロイバルと戦う可能性もある。もちろんアスカル・アスカロフもだ。だが彼は右手を負傷してしまった。だから彼は5~6ヵ月間は休むことになるだろう。今はジムでのトレーニングを再開することを考えているよ。10月か11月に向けて準備をする。11月の方が良いかもね。誰と戦うかは気にしていない。ただその月に戦いたいんだ」

モレノは過去のチャンピオンたちから、今後どのように振る舞うべきかを学んだと語っています。

「これまでの歴史を振り返ると、タイトルを獲得した後に少しずつ変わっていき、ろくでもないヤツになった選手がたくさんいる。私はそのようなヤツになりたくはない。とても庶民的な家庭に生まれて、人生の中でたくさんの良いことを教えてもらってきた。私もみんなと一緒に楽しみたいと思っているよ。今チャンピオンでいることがとても楽しい。でもすぐにタイトルを明け渡してしまう可能性だってあるんだ」