インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトがケイター対チカゼを称賛する

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、カルヴィン・ケイターがギガ・チカゼに判定で勝利しました。

ケイターは2年連続UFC開幕のメインイベントを務めることになり、昨年はマックス・ホロウェイに敗れたものの、今年は勝利を収めることになりました。

終了後の記者会見でダナ・ホワイトは、ケイター対チカゼの試合が打ち合いになったを称賛しています。

「あれは間違いなく戦争だったね。今年最初の試合ですでにファイト・オブ・ザ・イヤーの候補に挙がっている。それが1年の始まりだよ。信じられないね。面白いのはマックス・ホロウェイ戦の後に、みんながカルヴィン・ケイターのことを忘れてしまったような気がするんだ。多くの人たちが今夜の彼に期待していたが、彼は素晴らしい活躍だったよ」

フェザー級ではマックス・ホロウェイがタイトルに挑戦する予定だったものの、負傷したことで代わりにコリアン・ゾンビが出場することになりました。

一部ではケイター対チカゼの結果を待ってからホロウェイの代役にするべきだったとの声があったものの、ホワイトはこの状況に満足していると語っています。

「ギガはまだ戦っていなかった。だからこのような試合を組もうとすると、『あぁコリアン・ゾンビが試合することになったのか、ギガが試合をすべきだったのに』と言われる。ギガは今夜試合をした。それにこのスポーツは分からないものだ。分かっているようで分かっていない。我々の誰も分からない。それがこのスポーツの素晴らしいところだ。何が起こるかわからないからね。タイトル戦の日程を決めないといけなかったし、ゾンビは間違いなくこの試合をするべきだった。ということで本来あるべき姿になったんだ」

またアメリカでUFCのペイパービューを放送しているESPNは、今年からペイパービュー料金をさらに5ドル値上げすることを明らかにしました。

ホワイトは値上げを望んでいなかったと語っています。

「我々は何も口出ししていない。ペイパービューをESPNに提供したのだから彼らの決断だ。私の気持ちがわかるだろう。値上げされるのは嫌だけど、私が決めることじゃない。彼らの決断だ」