元フライ級とバンタム級の2階級チャンピオンであるヘンリー・セフードは、今後UFCに復帰する可能性があります。
UFC273でヴォルカノフスキーがコリアン・ゾンビに勝利してフェザー級タイトルを防衛した後、セフードのマネージャーであるアリ・アブデルアジズは、復帰を目指してUSADA検査のテストプールに再び入ることを明らかにしました。
After two years of retirement, Henry Cejudo will re-enter the USADA drug-testing pool Monday, his manager Ali Abdelaziz told @marc_raimondi.
Per the UFC’s anti-doping policy, fighters re-entering the pool are typically tested for six months before being eligible to compete. pic.twitter.com/L0X1UXBRaD
— ESPN MMA (@espnmma) April 11, 2022
6ヵ月間は検査する必要があるものの、これによって将来的にUFC復帰への道が開けることになります。
セフードは『The Schmo』のインタビューで、ヴォルカノフスキーに勝ってフライ級、バンタム級に続いて3階級目となるフェザー級タイトルを獲得する自信を示しています。
「もし自分が(コリアン)ゾンビと戦っていれば、違う試合になっていただろうね。もしアレクサンダー・ヴォルカノフスキーと戦えば、彼を倒すことができるのはわかっているよ。知恵を使って巧妙な方法で勝つ。自分にはまだ彼に挑戦するために必要な力量、スピード、レスリング、IQ、経験、タフネス、度胸が備わっていると考えている。だがそれはファンのみんな次第だ。ダナ・ホワイトにもよるね。全力を尽くすし、前にも言ったが、俺とアレクサンダーで稼ぐことができれば、初のトリプルチャンピオンになれるかもしれない。みんなに楽しんでもらえるだろう。みんなその試合を見てくれるよ。だからやろうよ、ダナ?」
セフードはバンタム級チャンピオンのアルジャメイン・スターリングにも興味がありながらも、まずはヴォルカノフスキーとの対戦に興味を示しています。
「俺はヤツらを倒せると思っているし、実際にそうだ。これは自分に証明するためではなく、変な言い方だが世界に証明するためにやる。というのも自分ならできるとわかっているからで、普通はその逆なんだがそういう意味だよ。(ヴォルカノフスキー戦では)自分がアンダードッグになるだろうし、特に彼が本物の選手を相手にやっていることはハイレベルなものなんだ。怖くはないよ。俺はこれまでに何度もアンダードッグになったことがあるし、自分には彼を倒すことができるからMMAで最大の勝利になるだろうね」
セフードは2020年5月のUFC249で、ドミニク・クルーズを相手にバンタム級タイトル防衛に成功した後に引退を発表しています。