インタビュー・コメント

ゲイジー「オリベイラはヌルマゴメドフほどではない」

今週末に行われるUFC274のメインイベントでは、チャールズ・オリベイラ対ジャスティン・ゲイジーによるライト級チャンピオンシップが行われます。

ゲイジーにとっては2020年10月のUFC254で当時チャンピオンだったハビブ・ヌルマゴメドフに挑戦して以来のタイトル戦となります。

ゲイジーは今週行われた試合前の記者会見で、オリベイラが連勝中でありながらもヌルマゴメドフほどの相手ではないと語りました。

「彼らが同じアスリートだと思えないし、チャールズはハビブよりも危険ではない。彼のダメージを受ける能力が同じではないのは、これまで見てきた試合の中で証明されている。別人のようだが、結局は同じチャールズがそこにいる。(過去に敗れた)カブ・スワンソンと戦ったチャールズ、ドナルド・セラーニと戦ったチャールズ、アンソニー・ペティスと戦ったチャールズはどれも同じだ。その中で彼によって選択がなされ、諦めるという選択がなされた。土曜日の夜は彼にその選択をさせるつもりだよ」

オリベイラはUFC262でチャンドラーに勝利してタイトルを獲得し、UFC269でポイエーに勝利して防衛に成功しました。

どちらも厳しい状況を乗り越えての勝利でしたが、ゲイジーは試合中に優勢になっても油断するつもりはないと語っています。

「それは選手として当たり前のことだ。逃げるより戦うことを選べばそれしかない。彼は素晴らしい仕事をしていた。対戦相手がいくつかのミスを犯したんだと思う。チャンドラーは第1ラウンドで上手くいって過信しすぎたからこそあの一発が効いたんだろう。彼は自分がどれだけ危険な目にあっているか忘れていたんだ。起きていたら危険だ。死ぬ寸前の人が一番危険なんだ。特に戦うことを選ぶとね。決してアクセルから足を離してはいけないし、過信してもいけない。いつ何が起こるかわからないからこそ、このスポーツが大好きなんだ。一発で勝負が決まるよ」