インタビュー・コメント

ブラホビッチが次のタイトル挑戦者は自分だと主張する

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、ヤン・ブラホビッチがアレクサンダル・ラキッチに第3ラウンドTKOで勝利しました。

第2ラウンドまでは一進一退の攻防が続いていたものの、第3ラウンドで突然ラキッチが後退したときにダメージが少なかった左膝をケガしたことで試合はすぐに中断されました。

ブラホビッチは試合後の記者会見で今回の勝利について次のように語っています。

「もちろん自分はファイターであり戦士でもある。TKO、KO、サブミッションでキレイに勝った方がいい。でも今夜は自分の体がタフだった、それだけだよ。話は終わりだ。俺は第3ラウンド、4ラウンド、5ラウンドを戦う準備が出来ていたが、彼はそうでなかった。彼はスローダウンして、ポジションを変えながらやっていた。だから彼がキックを感じ始めていることはわかっていたよ。それが自分のゲームプランの一つだった。俺のパンチとキックに集中させて相手の動きを鈍らせたかったんだ。それに彼は足にもパワーがあるからそれを奪いたかった。それがとても上手くいっていたと思うよ」

ラキッチがカーフへのダメージを軽減するために、もう片方の足に体重をかけざるをえなかった可能性について聞かれました。

「これは彼への質問だ。俺はただ彼の足が早く回復し、早くジムに復帰できることを祈るだけだよ」

第1ラウンドではブラホビッチも左目の下にダメージを負いました。月曜日に検査を受けるまでケガの程度がわからないとし、場合によっては何らかの手術が必要になる可能性を示唆しています。

「大丈夫だけど、月曜日に目の小さな手術を受けるつもりだ。医師は小さなものになるか大きなものになるか、まだわからないと言っていたけどね。病院で確認するつもりだよ。試合中何が起こっていたのかは確認しなければならない。よくわからないんだ。第1ラウンドの最初のパンチの一つだったが、この目では何も見えなくなっていた。コーチは指だと言っていたし、アレクサンダルはパンチだと言っていた。わからないから自分で調べて答えを出すよ」

UFC275ではライトヘビー級チャンピオンのグローバー・テイシェイラがイリー・プロハースカと防衛戦を行います。

テイシェイラは防衛戦に勝つことができれば、ブラホビッチとの再戦を行うとTwitterで明らかにしました。

ブラホビッチは次は自分が挑戦者だと主張しています。

「これこそ俺が求めていた答えであり、この試合はその答えを導いてくれた。グローバーと戦う前も、イスラエルやドミニク・レイエスと戦う前も同じ気持ちだということだ。俺はただ満足している。なぜなら素晴らしい試合をするためにオクタゴンに入ったのだが、それと同時に楽しみや喜びを得ることができたからだ。UFCが再び俺に挑戦権を与えてくれることを望むよ。自分が次の挑戦者だ。俺が1位でラキッチが3位にいる。今自分がタイトルマッチのNo.1コンテンダーであることは明らかだよ」