コーディ・ガーブラントは直近6試合で5敗しており、そのうち4試合はKO(TKO)でフィニッシュされています。
元チームメイトであり過去2試合タイトル戦に勝利しているTJディラショーは、ガーブラントが自分のやり方を変えないことで選手として進化がないことが欠点だと考えています。
ディラショーは『The Schaub Show』でガーブラントについて次のように語りました。
「彼はかなり変わったアスリートだ。彼は速い。俺がこれまでスパーリングや試合をした中で圧倒的にスピードのある選手だ。でもバカにするわけじゃないんだけど、ケージの中で最も賢い選手ではない。トップであり続けるためには試合のたびに自分を変えて戦うしかないが、彼は常に同じファイターだ。レスラーでありレスリングのやり方を知っている。あごがないんだから柔術でも習ってあごと手に頼るのをやめたらどうだろうか」
「だから選手として自分を変えるべきなのに彼はそれを望んでいないんだ。頭を同じ位置に保ち、手を低くして強く速いフックを打つだろう。だから彼の弱点がどこにあるのかみんな見ていて、彼が右手で打つときに左手がポケットに入っていたら、相手は左手を挙げて右手で彼を叩きのめせばいい。つまりゲームオーバーだ。5試合連続でそれを見てきたよ」
またガーブラントは7月9日のUFCファイトナイトでハニ・ヤヒーラと対戦する予定です。
グラウンドに強いヤヒーラですが、ディラショーはガーブラント相手に通用しないため、ガーブラントが優勢だと語っています。
「相手も危険だが、ガーブラントはスピードがあり過ぎる。ガーブラントにテイクダウンするのは難しい。彼は速すぎる上に、ヤヒーラの立ち技はとても残念だ。40試合して立ちでのフィニッシュはないが、グラウンドでは忍者のようなんだろう。ただ彼がそこで勝てるとは思えない。ガーブラントには速すぎて無理だと思うね」