先週末のUFCファイトナイトではボルコフがホーゼンストライクと対戦し、2分12秒でTKO勝利を収めました。
しかしレフェリーのハーブ・ディーンが試合を止めたのが早すぎたと敗れたホーゼンストライクは抗議しました。
バンタム級チャンピオンのアルジャメイン・スターリングは、レフェリーの判断が正しかったとの考えを明らかにしています。
スターリングは自身のYouTubeチャンネルで次のように語りました。
「この試合は楽しかったね。ホーゼンストライクは殴りに行こうとする場面もあったが、右パンチを受けて、さらにケージ際でイヤなアッパーを食らう展開になった。俺が見ていた限りでは、2回ほどぐったりしているように感じたよ。あのようなときはたとえ立っていても、ぐったりしていると腰が引けて対応できなくなったように見えるから、試合が終わったかのように見えるんだ。だからこれからもっと大変なことになるところだった。ホーゼンストライクの回復は早かったけど、振り返ってみると悪いストップではなかったと思う。レフェリーが試合を止めたから、ホーゼンストライクが回復するまでの一瞬の間にボルコフがやめることになったけど、もしレフェリーが止めてなければボルコフはさらに2発打つことで、よりひどいフィニッシュになっていただろうね」
「ホーゼンストライクが素早く回復したのは良いことだ。ハードパンチからすぐに回復するということは調子が良いということだ。でもレフェリーは、次の日も戦えるようにすることと、次の日から戦えなくなるほどのダメージを負わせるのはとても紙一重の差だと思う。なぜなら受けたダメージが蓄積されるともっとひどいことになるからだ。だからレフェリーは彼が2度ぐったりしているのを見たとき、正しい判断を下したと思う。ボルコフは6フィート7インチ(約2m)で、まるで獣のようだ。ボルコフはただでさえ大きな人間だから、殴られたらどんな感じか想像つくよ。どんな感じなのか想像もしたくないけどね。でもあれは完璧なストップだったよ」